デニムジャケットはメンズファッションの定番アイテム。
定番のアイテムだからこそ人とは違った着こなしを楽しみたいものですね!
でも、
- ジーンズを履くことが多いから合わせが難しい…
- どのアイテムも同じように見える…
- しっくりくるコーデが作れない…
などなど、デニムジャケットを持ってはいるけれどあまり活躍していないという方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために今回はデニムジャケットの着こなしのポイントから、コーディネートまで幅広くご紹介していきます!
デニムジャケットをもっとかっこよく着こなしたい方、必見です!
1 デニムジャケット(Gジャン)とは?
出典http://clubd.co.jp/wp/post-18078
Gジャン、通称デニムジャケットはその名の通りデニム素材で作られた上着です。
「jean jumper」の略称で、実は「ジージャン」は和製英語。
英語圏では一般的に「jean jacket」や「denim jacket」と呼ばれています。
語呂が良いこともあって「ジージャン」という呼称が日本では一般化しました。
そんなデニムジャケットの歴史は古く、アメリカの西部開拓時代に携わる労働者の作業服として使われたのがきっかけ。
労働作業にために作成されたものであるために丈夫なデニム素材で作られています。
2 デニムジャケット(Gジャン)の種類
出典http://abcnews.go.com/Entertainment/photos/levis-jeans-miners-models-19217071/image-19217300
デニムジャケットには実は代表的な複数のモデルがあることをご存じでしょうか?
ベースとなっているのはデニムの歴史を作り続けてきたLevi’sのモデル。
その中でも、
- 1st(506XXモデル)
- 2nd(507モデル)
- 3rd(557モデル)
- 4th(70505モデル)
の4種類です。
基本的には3rdモデルをベースにしたデザインが一般的です。
2-1 1st(506XXモデル)
出典http://share-usa.com/products/detail.php?product_id=6934
当時ワークウェアとして発売されていたアイテムなために、「動きやすさ」「作業のしやすさ」などに力を入れて開発されているため、スタイリッシュな雰囲気ではなく無骨な雰囲気。
シルエットはボックス型で裾に向けて絞られずにストーンと落ちる直線的なシルエットです。
デニムジャケット誕生当初(ジーンズの誕生と同時期の19世紀末)は、プリーテッド・ブラウスと呼ばれていました。
片方の胸にのみポケットが付いており、襟は低め。左胸のワンポケット、前立て部にプリーツが入り、プリーツを留めるための長方形状のボックス・ステッチが入っており、腰にバックルがあるのが外観上の大きな特徴です。
1stのモデルを大きく分けると戦前モデル、大戦モデル、戦後モデルに分かれます。
Levi’sの1stのオリジナルになるともはや歴史的価値のあるアイテムになるため、100万単位で取引されることもあるほどです。
2-2 2nd(507XXモデル)
出典http://share-usa.com/products/detail.php?product_id=5603
1st(506XX)の後継モデルが2nd(507XX)になります。
これまで、506から507へのモデルチェンジは1952年に行われたというのが通説でしたが、モデルチェンジの年は1953年である可能性が高いという説も出てきました。
2ndは、1stの特徴である短い着丈、ボックス型のシルエット、小さめのアームホール、前立て両脇にプリーツとそれを留める長方形のボックスステッチなどの特徴を継承しています。
主な変更点は、腰のバックルがなくなり、右胸ポケットが追加されフロント2ポケットの構成になったことが外観上の大きな特徴です。
1stに比べると大幅にファッション性が増しています。
無骨な表情はそのままに、ファッション性がアップした本格志向の2ndタイプのデニムジャケットは根強い人気があります。
2-3 3rd(557モデル)
出典http://share-usa.com/products/detail.php?product_id=1287
50年代の後半から60年代の初めにかけて、ジーンズやデニムジャケットはそれまでの客層である労働者だけでなく、全米の若者たちの間に急速に広まりつつありました。
3rd(507XX)は昔ながらの伝統的なデニムのプリーティッドブラウスのデザインや特徴を継承しており、東海岸では西部の労働者が着る作業着のイメージが根強いモデルでもあります。
1962年頃にリーバイスはデニムジャケットのモデルチェンジを行い、3rdモデルを市場に投入しました。
主な変更点は、プリーツを廃止、外側から別生地で縫い付けるポケットではなく、内側から取り付ける埋め込み型のポケットに変更し、外観上のデザインインパクトを強く与えるポケット部からV字状に別生地で縫い付けるデザインへと変更しています。
3rdの完成度の極めて高い外観や主な仕様は、誕生から60年以上の時が経った現代のデニムジャケットの標準デザインとしての地位を確立しています。
デニムジャケットのデザインで何を選ぶべきか困ったら、3rdモデルを手に取れば間違いなしです。
Levi’sの3rdモデルは、大きく分けて、557XXギャラ入り、557XX、577の三種類に分かれます。
ギャラ入りの557は、古い年代のデニムに見られる特徴的な黒みがかった色味をしている個体が比率的に多いです。
2-4 4th(70505 モデル)
出典http://store.shopping.yahoo.co.jp/hallelu-store/a0334.html
1967年にリーバイスが行った品番変更で、デニムジャケットの557は、70505にロット番号表記が変更になりました。
70505は、基本的な外観デザイン仕様は3rdのデザインを継承しています。
3rdとの明確な違いは、着丈の長さ。3rdに比べて着丈が長くなっています。
また、胸ポケットからウエストバンドに向かうVステッチの傾斜が緩くなっており、末端部が閉じていない形が多いのが特徴です。
3rdは鋭角的なVラインと着丈が短いことで、Vラインのシャープさが強調されます。
4thでは主要な箇所のステッチは、すべてオレンジ色のスパン糸を使用しているのが特徴です。
3 デニムジャケット(Gジャン)のおしゃれな着こなし20選
出典http://zozo.jp/?kid=13080
デニムジャケットは誰もが1度は手にしたことがあるアイテム。
昨今のデニムブームの中、アメカジだけではなく様々な着こなしにフィットする定番アイテムとして 人気を博しています。
多くの人がデニムジャケットのコーデにトライしている中で、決してダサい着こなしにはしたくないですよね…。
ここからはデニムジャケットと相性のよいコーディネート11選をご紹介していきます!
3-1 デニムジャケット×デニム
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少し上級者レベルのイメージがあるデニムオンデニム。
かっこよく着こなすコツは、
- 濃いカラーもしくは薄いカラーのアイテムを使う
- ダボついたサイズ感にしない
- やや濃い、やや薄いカラーのアイテムは避ける
こと。
濃いデニムを組み合わせることでより男らしいワイルドなコーデになります。
出典http://zozo.jp/shop/
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薄いデニムジャケットを使ってのコーデもオススメ。
インナーに同系色のアイテムを入れるとワイルドにしても、パーカーなどでカジュアルな雰囲気をプラスしてもOKです!
3-2 デニムジャケット×チノパン
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「デニムジャケットのコーデで何を着ていいか分からない…」という方は、万能アイテムであるチノパンと合わせましょう!
濃い目のデニムジャケットとシンプルなチノパンはこなれたオシャレ感を演出してくれます。
インナーはストライプでアクセントをつけても、無地のTシャツでも雰囲気抜群!
足元をあえてローファーにすることで「ハズし」効果も。
3-3 デニムジャケット×白パンツ
出典http://zozo.jp/shop/nanouniverse/nogoods/?did=14800706&kid=13087
爽やかな印象のホワイトのパンツとのコーデ。
ほどよい男らしさが魅力的です。
3-4 デニムジャケット×スウェットパンツ
出典http://wear.jp/nok930/5633430/
デニムジャケットとスウェットパンツは相性抜群!
リラックスした雰囲気の男らしさを演出してくれます。
ラフなイメージのスウェットパンツに白のトップス、そこに少しタイトめのデニムシャツというコーディネートは取り入れやすいオススメスタイルです。
出典http://wear.jp/817249/5040458/
ラフな雰囲気のスウェットパンツにリラックスした雰囲気のボーダーカットソー。
そこにデニムジャケットをプラスするとカジュアルなデニムジャケットコーデが完成します。
足元でデニムジャケットの色とカラーを合わせるのもポイント。
3-5 デニムジャケット×オールブラック
出典https://jp.pinterest.com/explore/
タイトなシルエットのパンツ、トップスにデニムジャケットを合わせたややモードテイストなコーディネートです。
デニムジャケットをプラスすることでこなれた雰囲気のキレイめコーデに。
出典http://wear.jp/coordinate/?tag_ids=7164
コーディネート・小物まですべてオールブラックのコーデ。
デニムジャケットはブラックのアイテムもあるのでコーデの幅が広がります。
ワーク感ありながらも洗練された雰囲気です。
3-6 デニムシャツ×ハーフパンツ
出典http://wear.jp/denimeshinoda/1694397/
白のハーフパンツ×ボーダーTシャツのマリンスタイルにデニムジャケットが爽やかな印象を加えてくれます。
夏から春にかけて大活躍してくれるコーデです。
出典http://wear.jp/hiro1983/4848112/
アメカジ感とサーフ感を上品にミックスしたコーデ。
軽装にさらっとデニムジャケットを羽織るこなれ感が上級者らしさを演出してくれます。
3-7 デニムジャケット×パーカー
出典http://zozo.jp/shop/denime/nogoods/?kid=13087
パーカーをインナーとして使えば、鉄板のアメカジスタイルの出来上がり。
ニットキャップでこなれ感をプラスするのもポイント。
ラフなのにしっかりキマるコーデが出来上がります!
出典http://wear.jp/
ラフな雰囲気のデニムジャケットですが、スマートなパンツと合わせる事でカジュアル過ぎない印象に。
キレイめなアメカジコーデです。
3-8 デニムジャケット×迷彩パンツ
出典http://voi.0101.co.jp/voi/wsg/wrt-5_mcd-TO986_cpg-700_pno-05_ino-01.html
インナーをVネックにしてキレイめなテイストをプラス。
男らしいデニムジャケットとカモ柄のパンツを合わせてもキレイにキマります。
足元のロールアップもポイント。
3-9 ブラックデニムジャケット
出典http://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods-sale/10183466/?kid=13087&rid=1080
ブラックのデニムジャケットを着こなすと、大人っぽい印象の着こなしに。
男らしいモノトーンコーデが完成します。
3-10 ホワイトデニムジャケット
出典http://zozo.jp/shop/edifice/nogoods/?kid=13087
トレンドのスラックスを使ったカジュアルになりすぎない着こなしです。
全体的に淡いカラーでまとめたスタイルは清潔感があり、爽やかなオシャレを演出しています。
出典http://zozo.jp/shop/nanouniverse/goods/7302149/?did=19943873&kid=13087
春や夏先におすすめな白のGジャンは、コーディネートの爽やかさも一気にアップ。
白シャツとは違った抜け感が演出できるのでオススメです!
3-11 デニムシャツ×チェックシャツ
出典http://wear.jp/zozost1380/5185661/
ギンガムチェックシャツがトラッドな印象や、柔らかいイメージも演出してくれるので、年齢を問わない着こなしが完成します。
出典http://shop.menz-style.com/item/pr?pr_id=1281&m=side_textbanner_pc#head
インナーにチェックシャツ、パンツを黒のチノパンにしたキレイめアメカジスタイル。
大人っぽい印象を付けたい方は足元にスリムな靴をチョイスするのがポイントです!
4 デニムシャツおすすめのブランド5選
出典http://mensdrip.com/fashion/2016menswear-codesnap
デニムシャツは毎シーズン沢山の種類が出るので、どのブランドが良いのか迷ってしまいますよね。
初心者の方から、バリエーションを増やしてオシャレを楽しみたい方に、今一番おすすめのブランド5選をご紹介致します!
4-1 Lee(リー)
出典http://edwin-ec.jp/category/CSfCategoryTop.jsp?brandCd=201&cateCd=001
デニムブランドの老舗Leeのデニムジャケットはフロントボタン横のジグザグのステッチが特徴です。
ブランドからのリリース以外にも、各セレクトショップとも積極的にコラボレーションモデルを展開しています。
こちらはnano・universeとのコラボモデル。
Lee伝統のデニムジャケット「101J」をナノユニバースらしい細身のシルエットに仕上げ、ストレッチデニムを使用する事で着心地にも配慮、更に裏側が起毛素材になっており温かいのも特徴です。
オールシーズンコラボレーションモデルが発表されており、両ブランドの定番アイテムとなっています。
- 価格帯 ¥17,000
- 販売先サイト
4-2 JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)
出典http://style-cruise.jp/417/item/blouson/16011313004730.html?q_sclrcd=045
シルエット細めの、リーバイスの王道3rdディティールのセレクトショップオリジナル商品。
ストレッチ機能が入り、着心地の良さを追求したアイテムです。
アメカジやワークスタイル、アウトドアの品ぞろえが豊富なショップなので、ベーシックで王道デザインのアイテムが多数揃います。
- 価格帯 ¥16,200
- 販売先サイト
4-3 Levi’s(リーバイス)
出典http://zozo.jp/men-shop/levisstore/jacket-outerwear/
Gジャンの王道と言えばやはりリーバイス。
名門CONE社製のレッドキャスト・ヘビーデニムを採用し、色落ち感もまさにリーバイスならではの一品。
シルエットも現代的な細身ながら、ワークアイテムらしいピッタリしすぎない仕様になっています。
リーズナブルな価格帯なので最初の1枚には最適です。
- 価格帯 ¥15,120
- 販売先サイト
4-4 KURO(クロ)
出典http://item.rakuten.co.jp/benbe/960261700/
オールジャパンメイドにこだわる新進気鋭の人気ブランド。
生地作り、縫製、生産、加工などすべてが日本国内で行われていて、クオリティの高さに定評があります。
デニムと合わせてセットアップも楽しめる豊富なラインナップと、クオリティの割にコストパフォーマンスが高いのも特徴。
型も1stから3rdまで豊富なので、Gジャンを購入するならまずチェックしておきたいブランドです。
- 価格帯 ¥20,000~¥40,000
- 販売先サイト
4-5 GAP(ギャップ)
出典https://jp.pinterest.com/explore/gap-men/
リーズナブルなアメカジファッションの代表格なのがGAPです。
XSからの豊富なサイズ展開と、低価格さが嬉しいブランド。
毎シーズン色落ちモノが2パターンから3パターン、ノンウォッシュが2パターン程度の計5型ほどが展開されています。
まずは低価格帯で着こなしに取り入れたい方にオススメです!
- 価格帯 ¥9,900
- 販売先サイト
まとめ
ジャケットに合う厳選コーディネート20選とオススメのブランドをご紹介致しました。
- Gジャンの種類
- おしゃれな着こなし
- おすすめのブランド
この3つがデニムジャケットをカッコよく着こなすためのポイントです。
デニムジャケットを使ったおしゃれを是非楽しんでみてください♪