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近年トレンドの無地Tシャツはシーズン問わずマストアイテムですよね。
でもシンプルなだけにファッションレベルが容赦なく浮き彫りになってしまう無地Tシャツ。
なかなかカッコよく着こなせず、あきらめてしまっている人も実は多いんです。
「かっこよく着ている人もいるのに、自分はなかなかカッコよく着こなせない…」
「無地Tシャツってこだわってもかっこよくなれない気がする…」
なんて方の意見をよく頂きます。
でも大丈夫!
この記事でかっこいい無地Tシャツの着こなしをマスターしちゃいましょう!
1 無地Tシャツを選ぶときの心意気
シンプルなだけに奥がとても深いTシャツにおいて、Tシャツを選ぶのは「究極の一枚を探す旅」とも言えます。
とりわけ数あるファッションアイテムの中でも、無地Tシャツは定番のベーシックアイテムです。
気分によって素材感、リブの太さ、裾や胴や丈のサイズ、ワンポイントのデザイン、ブランドのイメージなどなど、シーンによって選びたいアイテムが大きく変わります。
まずは紳士のマストアイテムである「Tシャツ」に向き合う時の心意気をしっかり覚えておきましょう。
心からTシャツに向き合える者がTシャツを制します。
1-1 こだわりあるアイテムを選ぶべし
出典:popachi.exblog.jp
一見どれも同じに見える無地Tシャツ。
そのシンプルなイメージとは逆に、ブランドごとにディテールの差が大きくあります。
素材はもちろんのこと、シルエットやサイズ感、さらにはステッチ(縫い目)など、細かな部分にブランドのこだわりがしっかりと詰まっているんです。
どのアイテムが良い悪いではなく、そのアイテムのこだわりを自分が気に入れば、そのTシャツが「正解」です。
1-2 素材をチェックすべし
素材感はTシャツに向き合う上で極めて大切なポイント。
メインの素材をしっかり覚えておきましょう。
【綿】
- メリット…吸水性に優れていて、肌触りが良いのが特徴。
- デメリット…汗をきっちり吸い取ってくれますが、乾きにくく、べたつくことも。
【ポリエステル】
- メリット…シワになりにくく、型崩れも起きにくい、乾きが早くて、とっても丈夫。
- デメリット…汚れが臭いが落ちにくいため、夏場は特にポリエステルの比率が多いアイテムには注意が必要。
【麻】
- メリット…天然繊維の中で最も吸収性が良くて、水に強い。通気性、速乾性も抜群。洗うごとに身体に馴染んでくる素材。
- デメリット…汗を吸収すると、繊維が強くなってしまい、ごわつくことも。また、シワがつきやすい。
1-3 Tシャツの3つのネックの特徴を意識すべし
Tシャツの印象を大きく変えるのはネック。
そのTシャツのネックには大きく3種類あります。
上記のようにアイテム毎で大きく印象が変わってきます。
クルーネックのTシャツは、細かなディティールにもよりますが、基本的にはVネックよりもややカジュアルに見えます。
バランスの取り方として、カジュアルならクルーネックを、ドレスライクなタイトシルエットで着たいならVネックがオススメです。
基本的に合わないアイテムはありませんが、アメカジやスポーツミックス、サーフ、ストリート、ノームコアなどのジャンルで大活躍します。
Vネックは露出がやや目立ち、セクシーな印象を与えます。
ですが、最近は細身のシルエットが定着してきたため、Vネック+細身だとあまりにドレスに寄りで、”カッコつけ過ぎ”てしまう可能性もあるので気を付けて下さい。
ジャケットやカーディガンなど、キレイめなアイテムとの相性が抜群です。
UネックはクルーネックとVネックの中間の印象です。
合わせやすいので、Tシャツに迷って時に重宝します。
1-4 アームホールにも注意すべし
かっこいいTシャツとそうじゃないTシャツの違いを大きく左右するのが「アームホール」。
視覚効果として、同じTシャツを着てもアームが細くフィットしている方が、太くたくましい腕に見せてくれます。
また袖が短いほど腕が長く見え、逆に袖が長いほど短く見えるのもポイント。
Tシャツが似合っているかどうか自信がない方は、アームホールに注目してみて下さい。
1-5 ブランドをしっかり意識すべし
出典:free-art.jp
Tシャツはブランドをしっかり意識する事がとっても大切。
それぞれのブランドで、けっこう雰囲気が変化します。
その理由はTシャツはシンプルだからこそこだわりポイントが多く、ブランド毎の考え方、提案したい世界観を反映しやすいから。
こだわりあるアイテム作りをしているブランドを知っておきましょう。
2 おすすめの無地Tブランド10選
ここからは無地Tシャツでオススメのブランドをご紹介していきます。
お気に入りのブランドを探してみて下さい。
2-1 hanes(ヘインズ)
出典:http://zozo.jp/
ノームコアの王道として君臨するヘインズのアイテムで、無駄を排除したシンプルなディテールが特徴です。
1901年、アメリカで誕生したヘインズは、「コンフォート(快適さ)」を最も大切なコンセプトとして、数々の魅力あふれる製品を生み出し、多くの人々に親しまれてきました。
袖や裾のブラインドステッチや襟元のリブ、そしてクラシカルなTシャツの代名詞であるチューブボディ(丸胴)といった往年のディテールはそのままに、見た目の印象と着心地に寄与する肩幅やアーム・着丈等をほどよくコンパクトに仕上げ、すっきりとした一枚でもサマになるフィッティングのヘインズのTシャツ。
首周りの違和感をなくしたタグレス仕様も大きな特徴。
生地は綿とポリエステルの混紡で”空気紡績”というアメリカでは定番の紡績方法で作られている天竺を使用しており、型くずれしにくくドライタッチな仕上がりです。
着心地、サイズ感、ディテール、合わせやすさなど、ストレスの全くかからないアイテムです。
こまった時は「とりあえずこれを着ておこう」となるぐらい重宝します。
数あるTシャツの中でもマストで持っておきたいアイテムです。
価格帯:¥3,000~
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2-2 Champion(チャンピオン)
出展:http://zozo.jp/
1919年からある歴史あるブランドでスウェットアイテムの代表格です。
米軍の運動用ウェアを手掛けていたため、頑丈な作りが特徴で、いつの時代も品質にこだわっているのも、長い年月定番でいられる理由の一つ。
多くのブランドとのコラボレーションも行っている事で、様々な価格帯のアイテムやデザインが登場しています。
肉厚な素材にアメリカらしい縫製強度の高いステッチワーク等、全ての工程はアメリカで行われている、USA生産のこだわりを受け継いだアイテム。
肉厚なアメリカらしさを感じるヘビーな素材感は一枚で着ていただいても、インナーにも最適です。
軽装になる夏には実用性の高い胸ポケット、左腕にはChampionの刺繍が施されるなど、さりげないコーデのアクセントになってくれます。
価格帯:¥5,000~
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2-3 AURALEE(オーラリー)
出展:http://zozo.jp/
オーラリーは、カットソー、ニット、布帛にわたり、素材作りからデザインと考え、高い技術に裏打ちされた日本屈指の生産背景で作り込んだ素材にこだわるブランドです。
そんな素材それぞれの個性を十分に活かし、決して気取らず、毎日着ることに適した、上質な軽さを感じられるアイテムを提案しています。
素材には超長綿の中でも特に繊維の長い綿を使用することで、柔らかくぬめりのある極上の肌触りを実現。
原料から選定し、糸の撚り方番手、編立まで全てにこだわって作りこまれています。
継ぎ目のないシームレス製法で、肌へのストレスも感じません。
ドロップショルダーでリラックス感のあるシルエットになっているのもポイント。
着丈を少し短くすることで、ボトムスを選ばずバランスがとりやすいデザインに仕上がっています。
どんなスタイルにでも対応できるシンプルでベーシックなTシャツです。
価格帯:¥7,000~
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2-4 Healthknit×UNIVERSAL PRODUCTS(ヘルスニット×ユニバーサルプロダクツ)
出展:1ldkshop.com
1900年アメリカ・テネシー州ノックスヴィルで高品質なアンダーニットウェアメーカーとして誕生したブランドと、セレクトショップ1LDKのオリジナルブランド、UNIVERSAL PRODUCTSとのコラボレーションアイテム。
ほぼ1LDKのユニフォーム化しているほどスタッフにも人気で、仲にはほぼ毎日着ている方もいるほど。
通所のヘルスニットに比べ首回りが詰まっており、2mmほどリブが細くなっているなどより洗練されたアイテムに仕上がっています。
Tシャツは柔らかく、肌触りの良い100%コットンの糸をフライス編みにすることによりソフトな着心地とフィット感を追求したアイテムで、どんなスタイルにも合わせやすいデザインが特徴です。
1枚での着用はもちろん、もたつかない袖口のリブや絶妙なネックライン、ジャストフィットなシルエットでレイヤードスタイルに大活躍してくれるアイテムです。
一度着たら手放せなくなってしまうこと間違いなしです。
価格帯:¥6,800~
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2-5 FilMelange(フィルメランジェ)
出展:http://zozo.jp/
圧倒的な品質と着心地の良さを誇る、最高品質の物づくりを徹底する日本のブランド。
「綿」から「糸」「生地」「縫製」に至るまで自社開発しているほどのこだわりがあり、一度袖を通せば違いの分かるブランドです。
上質なオーガニックコットンで作られる肌触り抜群のアイテムは、通年通して大活躍してくれます。
メランジ感あふれる作りも生地の風合いを増すポイントで、シルエットもスマートで着丈も短くスッキリとした印象に。
全体的に一味違うこなれ感を演出できるアイテムです。
価格帯:¥7,000~
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2-6 v::room(ヴィルーム)
出展:http://zozo.jp/
日本人デザイナーの山崎亨が2004年に創設したN.Yのカットソーブランド。
シンプルなアイテムだからこその使いやすと、上質な素材を使用しているからこその着心地が楽しめます。
「最高級のカジュアルを作り続けること」をモットーとし、最上の着心地を追求し続けています。
カットソーやニットをメインに、スタイルはベーシックながらも素材の質感や縫製、着心地に徹底的にこだわったアイテムを展開しており、コーデをスタイリッシュな印象に仕上げてくれます。
少し薄手のアイテムが特徴です。
価格帯:¥10,000~
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2-7 FACETASM(ファセッタズム)
出典:http://www.barneys.co.jp/
デザイナー落合宏理氏が手掛ける日本のファッションブランド。
ブランド名は造語でフランス語でダイアモンドなどの切り子面を意味する「facet」をもとに「さまざまな顔」「さまざまな見え方」という意味が込められています。
また、アルマーニ氏の支援により2016年春夏シーズンには日本人では初めて、ミラノでランウェイ形式でコレクションを発表したことも大きな話題になりました。
やや広めにとられたネックデザイン、切りっ放しのディテールや胸ポケットなど、さりげない工夫がほどこされています。
価格帯:¥9,000~
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2-8 THREE DOTS(スリードッツ)
出典:http://www.barneys.co.jp/
サンデッドジャージーで最高の着用感を実現。
1995年にアメリカ ロサンゼルスで誕生した、フィットとクオリティを追求したプレミアムなカットソーブランド。
「フィットやクオリティで満足のいくTシャツが見つからない」という声に応え、度重なる試行錯誤のうえに誕生しました。
抜群のフィット感と最高のコンフォートが人気の理由で、これまで多くのファッションピープルやLAのモデル達を虜にしています。
定番のサンデッドジャージー素材を使用したクルーネックTシャツが特に人気です。
ウエストに絞りを入れたすっきりとした立体的なシルエットが特徴で、1枚で着ても美しいシルエットで上品かつスタイリッシュに仕上がるTシャツです。
価格帯:¥12,000~
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2-9 JAMES PERSE(ジェームス パース)
出典:http://www.barneys.co.jp/
L.A.出身のデザイナーが1994年にスタートしたハイクオリティなカジュアルウエアを展開するブランド。
幼少期から世界中の良いものに触れ、培われた審美眼をもつデザイナー自身のライフスタイルをモダナイズし、新しいカリフォルニアカルチャーを発信しているブランドです。
そんなジェームスパースの代名詞ともいえる、ベストセラーアイテムがTシャツ。
着心地抜群なライトウェイトな素材感と、襟ぐりの絶妙なあき具合が魅力。
シンプルなものこそこだわりたいという方に是非オススメしたい一着です。
価格帯:¥10,000~
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2-10 handvaerk(ハンドバーク)
出典:http://www.barneys.co.jp/
元大手投資銀行家であった Esteban Sabaとプラハの大学にてアートとテキスタイルデザインを専攻した妻PETRAの2人により、2013年にニューヨークに創業した異色のカットソーブランド。
自からペルー綿(ピマ・コットン)を調達し、紡績、編み立て、染色、縫製までのすべての工程を自分の目の届く身内の経営する工場にて行い、一貫した製品管理で商品完成度を高めています。
ブランドが独自に開発した、上質で柔らかく、しかも透けにくい60/2素材を用いたクルーネックTシャツは一度着たらやみつきになる優れた着心地に加え、品の良い光沢感が魅力です。
極めてシンプルに仕上げられており、ネックラインやショルダーなどのラインも絶妙。
1枚での着用はもちろん、インナーとしても大活躍します。
タイムレスな定番アイテムとしてワードローブに揃えておきたいマストアイテムです。
価格帯:¥10,000~
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