※この記事は2ページ構成です。
独自の雰囲気で洗練されたスタイルのモード系ファッション。
モード系、スタイリッシュでかっこいいですよね!常に流行を先取りしている感じがまさに上級者って感じです。
ですが解釈が難解なジャンルでもあり、最先端でありながらも人によってモード系の定義が分かれるようです。
しっかりと意味を理解しないとなかなか着こなしが難しいジャンルなので、「全身黒っぽくすればいいんでしょ」などと取り入れてしまっては、詳しい人から失笑されてしまうといった大惨事を招いてしまいます…。
今回はモード系ってそもそも何?という基本的な部分から、着こなし方のポイント、オススメのコーディネートやブランドなど、幅広くご紹介していきます!
モード系に興味がある方はもちろん、モード系に詳し方も是非参考にしてみて下さい!
画像出典:brandbanzai.seesaa.net
目次
- 1 そもそもモード系って何?
- 2 モード系ファッション着こなしのポイント
- 3 メンズモード系のおすすめコーディネート20選
- 3-1 Tシャツ×レザーシューズ
- 3-2カットソー×グラフィックデザインパンツ
- 3-3 テーラードジャケット×ブーツ
- 3-4 ロング丈カットソー×バイカーデニム
- 3-5 ジャージ×スキニー
- 3-6 グラフィックTシャツ×レイヤードスタイル×ダメージジーンズ
- 3-7 ロンT×レイヤードスタイル×ゆったりめスラックス
- 3-8 ロンT×レイヤードスタイル×スポーツミックス
- 3-9 オールホワイトコーデ
- 3-10ノーカラーロング丈シャツ×ハット
- 3-11 テーラードジャケット×ワークデニム
- 3-12 ロング丈シャツ×スキニー
- 3-13 オールブラックコーデ×ホワイトソックス
- 3-14 ニット×ダメージジーンズ
- 3-15 MA-1×ハーフパンツ
- 3-16 ブルゾン×ハット
- 3-17 テーラードジャケット×サルエルパンツ
- 3-18 オレンジカットソー×ワイドパンツ
- 3-19 レザージャケット×ハイカットスニーカー
- 3-20 スタジャン×テーパードパンツ
1 そもそもモード系って何?
出典www.high-toned.fr
まずはモード系がなんなのかを知らなくてはお話になりません。
モード(MODE)とはフランス語で「流行やファッション」を意味しており、モード系とは「その年の流行を取り入れたファッション」のことを指す事が多いです。
その年の流行はコレクションに左右される部分が大きいため、コレクションをチェックしておくとよりモード本来の意味に近いファッションができます。
モード系のファッションは「ハイファッション系」と呼ばれる事もあり、ハイブランドを使ったコーディネートが多く見受けられます。その理由も、コレクションに出ているブランドがほぼ全てハイブランド系だから。
すなわち、モード系とは「レベルの高いファッションでよりグレード感を与えるファッション」と定義する事ができますね。
しかし、特に最近の日本では従来の意味が発展し「一風変わった非凡なおしゃれ」という意味合いでモード系を認識する人も増えてきています。
表面的なモード系へのイメージが一人歩きした結果、
- 黒や白などのモノトーン調で、シンプルもしくは特徴的なシルエットの服装
- デザイン性豊富なアイテム、多色使い、派手柄の組み合わせなど、装飾的な服装
上記のような一見正反対に思えるスタイルのどちらもが「モード系」と呼ばれるに至っています。
さらに「非凡なおしゃれ」の解釈により「非日常的かつ超俗的なデザイン」、「モテなどの実利ではなく服飾、歴史そのものを楽しむ精神」をモード系と指すこともあり、かなり曖昧な言葉になってきています。
時代によって大きく移り変わるモード系のファッションを「今」の解釈にすると、
「コレクションなどのハイブランドを中心として、モノトーン、もしくは独創的な色使いやアイテムを使ったファッション」と考える事ができますね。
2 モード系ファッション着こなしのポイント
他のジャンルとは異なりかなり着こなしにテクニックがいるモード系ファッション。
敷居が高いというよりも、「テクニックやトレンドを知っているかどうか」がオシャレさの分かれ目です。
モードファションをするにあたって、絶対に抑えたおきたいポイントをご紹介していきます!
2-1 トレンドを徹底してウォッチしよう!
常に1歩先いくモード系。
コレクションに大きく左右されるモード系のファッションは、トレンドの情報を多く仕入れて、自分にできる範囲でマネをするのが究極のコツだと言えます。
もちろんモード系はモノトーンのアイテムで構成されることが特に多いですが、必ずしも「モノトーンでコーデをまとめればモード系」という訳ではないので、しっかりコレクションのルックは参考にしましょう。
特に最近はモード系にストリートやスポーツ、ミリタリーのテイストをプラスするのが流行っています。
なので定番のドレスシューズを合わせるのもかっこいいですが、スニーカーをコーデにプラスしてみるのもアリです。
2-2 モード系で使われているブランド、デザイナーを知ろう!
モード系はブランドやデザイナーに左右される要素が極めて強いブランドでもあります。
記事の後半でオススメのブランドやデザイナーをご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
ハイブランドが好まれるためかなりお金がかかる印象ですが、あまりお金をかけないコーデにハイブランドを一点だけプラスするだけでもオシャレの説得力がアップします。
2-3 「シンプルだけど、どこか普通じゃない」デザインのアイテムをチョイスしよう!
感性によって良し悪しが分かれるためにかなり難しいポイントですが、コレクションを見ていたり、ハイセンスなセレクトショップなどに足を運んでいると、「なんだこれ」ってアイテムが出てきたりします。
シャツの丈がすごく長かったり、ズボンの足回りが妙に太かったり、Tシャツなのにシャツの生地で作ってあったりなどなど、「ちょっと普通とは違うぞ」と思わせるアイテムがモード系の雰囲気を演出してくれます。
シンプルさやコーデの全体のバランスもモード系には大切なポイントなので、意識してみてください。
3 メンズモード系のおすすめコーディネート20選
ここからはモード系のオススメのコーデをご紹介していきます!
取り入れやすいコーデから、ちょっとクセのあるコーデまで様々な範囲でセレクトしてみました。
ぜひ参考にしてみて下さい!
3-1 Tシャツ×レザーシューズ
出典http://wear.jp/
カジュアルなTシャツをモノトーンで着こなしたコーデ。
足元はレザーシューズに、ソックスはホワイトをチョイスし、キレイめ&トレンドをしっかり抑えたコーデです。
程よくこなれたカジュアルなモードコーデですね。
3-2カットソー×グラフィックデザインパンツ
出典http://wear.jp/
ストリート感をミックスしたコーデ。
モードテイストのアイテムをチョイスしながらも、いい意味でモード感を薄くしています。
モード系初心者でも取り入れやすいコーデです。
3-3 テーラードジャケット×ブーツ
出典http://wear.jp/
モード系の定番アイテム、テーラードジャケットを使ったコーデ。
トップスとボトムスであえてボリューム感に差を付けることで、コーデのバランスを取っています。
3-4 ロング丈カットソー×バイカーデニム
出典http://wear.jp/
レッドのスニーカーがポイントのコーデ。
ストリート感ある男らしいバイカーデニムの使い方も秀逸です。
トップスのレイヤードテクは頻出ワザなので、是非参考にしたいですね。
3-5 ジャージ×スキニー
出典http://wear.jp/
スポーツ感をミックスさせたコーデ。
全体的にタイトめなアイテムをチョイスしており、ラフなアイテムを使っていながらも、キレイめな雰囲気です。
3-6 グラフィックTシャツ×レイヤードスタイル×ダメージジーンズ
出典http://wear.jp/
グラフィックアイテムもモード感を強めてくれます。
ポイントはトレンドのオレンジを使ったレイヤードスタイル。
トップスだけで3アイテムレイヤードしています。
3-7 ロンT×レイヤードスタイル×ゆったりめスラックス
出典http://wear.jp/
シンプルなモノトーンコーデ。
タイトめのトップスにワイドなスラックスのマッチ感が絶妙です。
胸元のネックレスもポイントです。
3-8 ロンT×レイヤードスタイル×スポーツミックス
出典http://wear.jp/
同じブラックを基調にしたコーデでもアイテム次第でモードストリートテイストに。
キャップやハイテクスニーカー、リュックを活用して、気の抜けたモード感を演出しています。
3-9 オールホワイトコーデ
出典http://wear.jp/
オールブラックがOKなモード系ならオールホワイトもOK。
ややストリート感ある着こなしです。
ポイントでのデザインがアクセントになっており、着こなしが退屈に見えません。
3-10ノーカラーロング丈シャツ×ハット
出典http://wear.jp/
一見普通だけど、普通とどこかちがう印象を与えてくれる、こだわりシャツを使ったコーデ。
リブ付きのパンツに、足元はあえてローテクスニーカー。
実はスポーティーなテイストが隠されている技ありコーデです。
3-11 テーラードジャケット×ワークデニム
出典http://wear.jp/
やや大きいかな?というサイズ感のツイードテーラードジャケットに、ロング丈カットソーをレイヤード。
パンツはワイドなアイテムを使用し、ヌケ感もしっかり。
デニムのロールアップと、レイヤードカットソーの色が揃っている点、かなりテクニカルです。
3-12 ロング丈シャツ×スキニー
出典http://wear.jp/
もはやチェスターコートレベルの長さの、白衣のようなシャツを使ったコーデ。
インナーはしっかりモノトーン、タイトめなシルエット。
キャップ使いも上級者です。
3-13 オールブラックコーデ×ホワイトソックス
出典http://wear.jp/
ソックスのみホワイトにしたコーデ。
シンプルながらモード感満載のコーデです。
3-14 ニット×ダメージジーンズ
出典http://wear.jp/
ストリート感あるモードコーデ。
インパクトの強いアイテムを使っての着こなしですが、色合いを絞り込むことで、大人っぽさをより演出しています。
3-15 MA-1×ハーフパンツ
出典http://wear.jp/
防寒のためのアウターに、ハーフパンツを合わせたコーデ。
MA-1はあえて前を開け、オレンジのレスキューカラーをチラ見せしています。
くるぶし丈のソックスの使い方もこなれていますね。
3-16 ブルゾン×ハット
出典http://wear.jp/
取り入れやすく、軽いモード感あるコーデ。
シンプルでキレイめなアイテムにハットをプラスすることで、激しすぎない、モードテイストのコーデが完成します。
3-17 テーラードジャケット×サルエルパンツ
出典http://wear.jp/
かなりテクニカルなコーデ。
モード系に好まれるアイテムを多く取り入れたコーデです。
3-18 オレンジカットソー×ワイドパンツ
出典http://wear.jp/
こちらもテクニカルなコーデ。
サイズ感にかなりこだわっています。
オレンジのカットソーに丈の短めの羽織をさらっと。
気の抜けた雰囲気ながらも、ポイントを抑えています。
3-19 レザージャケット×ハイカットスニーカー
出典http://wear.jp/
トレンドのスキニーとハイカットスニーカー組み合わせにレザージャケットをプラス。
ワイルドなモードファッションです。
3-20 スタジャン×テーパードパンツ
出典http://wear.jp/
テーパードが強くかかったパンツがモード感を演出しているコーデ。
レイヤード、スニーカーなどトレンドを意識している着こなしです。
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