近年はミリタリーテイストのアイテムがトレンドですよね。
中でも特に人気なのがMA-1タイプのフライトジャケット。
男っぽいミリタリーテイストなのにどんなコーデにもしっくり馴染んでくれる、とても使いやすいアイテムなんです。
でもトレンドって言われても、
「どれも似た感じだしどんな基準で選べばいいの?」
「MA-1ってなに?」
となることも。
この記事ではMA-1をオススメコーデや、選ぶポイントなどなどをご紹介していきます。
是非参考にしてみてくださいね!
目次
- 1 MA-1を着こなすための3つのポイント
- 2 MA-1を使ったオススメコーデ紹介
- 2-1【MA-1(グリーン)×タートルネック×イージーパンツ(ブラック)】
- 2-2【MA-1(グリーン)×パーカー】
- 2-3【MA-1(グリーン)×パーカー×スウェット】
- 2-4【MA-1(グリーン)×パーカー×チノパン(ブラック)】
- 2-5【MA-1(グリーン)×ニット×スラックス】
- 2-6【MA-1(グリーン)×スウェット×チノパン(ホワイト)】
- 2-7【MA-1(グリーン)×ニット×スウェット】
- 2-8【MA-1(ブラック)×ニット×デニム】
- 2-9【MA-1(ブラック)×ニット×デニム】
- 2-10【MA-1(ブラック)×カットソー×カーゴパンツ】
- 2-11【MA-1(ネイビー)×カットソー×リブパンツ】
- 2-12【MA-1(ネイビー)×タートルネック×デニム】
- 3 オススメブランド紹介
- まとめ
1 MA-1を着こなすための3つのポイント
サッと羽織るだけで案外どんなアイテムともマッチしてくれるMA-1。
よりカッコよく着こなすために3つのポイントを覚えておきましょう。
- サイズ感
- インナーの着丈
- ボトムスのサイズ感
この3つ、要チェックです。
1-1 腕周りが太いMA-1は避けよう
出典:http://blog.goo.ne.jp/
いきなりですがMA-1ってシルエットに難があるんですよ。
だいたい腕周りがダボダボだし、ポケットいっぱいついててなんか膨らんでるし、だから上半身がだらしない印象になってしまって、結果とっても台無しな雰囲気に。
これがMA-1のコーデがいまいちしっくりこない原因です。
だからなるべく腕周りが太くないアイテムを選ぶようにしてみてください。
最近は古着屋さん昔ながらのデザインを買わない限り、比較的シュッとしたシルエットのMA-1が多くなってきましたが、
しっかり意識しておくと大惨事を避けることができます。
1-2 インナーのサイズ感は要注意!MA-1から出るか出ないかぐらいで合わせよう
出典:http://www.ebay.com/
もうタイトルのままです。
MA-1は着丈が短めのジャケットなので、コーデ全体、特にインナーはサイズ感を意識する必要があります。
インナーが短すぎるってことはあまりないと思うので割愛しますが、
ビシッとしたジャケットなのにインナーがドバーンと出ているとちょっと残念な感じです。
MA-1から出ないぐらいか、ちょこっと出るぐらいで合わせましょう。
1-3 ボトムスはちょっと細身をチョイス
出典:http://www.fashion-j.com/
MA-1着丈は短いんですが、結構ボリュームあるんです。
ボワッてしてますよね。
なのでパンツもボリュームがあるものにすると、しまりがない雰囲気に。
ボリュームがあるMA-1の時は細身のパンツで、
ボリュームがないMA-1の時は少し太めのシルエットでもOKです。
2 MA-1を使ったオススメコーデ紹介
MA-1を使ったオススメのコーデをご紹介していきます。
参考にしてみて下さいね。
2-1【MA-1(グリーン)×タートルネック×イージーパンツ(ブラック)】
出典:wear.jp
キレイ目に着れるシルエットのMA-1のコーデ。
裏地がさり気なくカモフラージュ柄のアイテムをチョイスしています。
モノトーンのコーデにグリーンのMA-1を羽織る事で刺し色効果も。
インナーで大人っぽさを演出してくれるタートルネックとスリッポンのカラーを、
ニットキャップとパンツのカラーを合わせる点も技アリ。
2-2【MA-1(グリーン)×パーカー】
出典:wear.jp
インナーをパーカーにすればカジュアルな印象。
サラッとMA-1を羽織るだけでさり気なく男っぽい雰囲気に。
2-3【MA-1(グリーン)×パーカー×スウェット】
出典:wear.jp
パーカーをインナーにして、デニムデザインのスウェットを。
パンツのシルエットがキレイなので野暮ったくならないんですね。
2-4【MA-1(グリーン)×パーカー×チノパン(ブラック)】
出典:wear.jp
もう一つパーカーコーデを。
パーカー便利ですね。
ブラックのチノパンを合わせると、グッと引き締まって見えますね。
MA-1からチラッと出るぐらいのサイズ感がニクいですね。
2-5【MA-1(グリーン)×ニット×スラックス】
出典:wear.jp
男らしいミリタリーテイストに対してフォーマルな印象のスラックスとレザーシューズを。
異なるテイストのアイテムを組み合わせる事で、アイテム同士が引き立ちます。
テイストを変えて大胆な組み合わせを「ハズし」なんて言いますが、実はこれが街着の正解。
同一カテゴリーでアイテムを組み合わせがちですが、野暮ったく見えてしまうことが多いです。
2-6【MA-1(グリーン)×スウェット×チノパン(ホワイト)】
出典:wear.jp
ハットも効いていますね。
スウェットからピンクのカットソーをチラ見せして、単調になりがちなカラーにアクセントを。
ホワイトのパンツがリラックスした印象を、レザーシューズで全体を引き締める印象を作ってくれています。
2-7【MA-1(グリーン)×ニット×スウェット】
出典:wear.jp
だいぶ男らしい上級者コーデです。
ニットからこっそりダークグリーンのインナーがちらついています。ニクイですね。
MA-1はあえて野暮ったいボリューム感あるアイテムをチョイス。
リラックスしたスウェットもシルエットをしっかりタイトめに、かつ足元はBIRKENSTOCKのレザーサンダル、加えて頭にはちょこんとハットをのっけてオシャレの完全武装状態。ニクイですね。
このコーデはどんな種類のアイテムをチョイスすればいい雰囲気なのか、サイズのバランス感が参考になりますね。
2-8【MA-1(ブラック)×ニット×デニム】
出典:wear.jp
ブラックのMA-1を使ったコーデ。
濃いネイビーのデニムにこなれ感あるコンバースのスニーカーを。
ざっくりした雰囲気のニットを明るめのカラーで合わせれば、
MA-1の男らしさに優しい雰囲気の大人っぽくさをプラスしてくれます。
2-9【MA-1(ブラック)×ニット×デニム】
出典:wear.jp
気張らない雰囲気のコーデ。
足元はローファーでカジュアル感×しっかり感をしっかりと。
ニットからカットソーもチラ見せするなどし、ラフに着ているようですがなかなかテクニックのいるコーデです。
2-10【MA-1(ブラック)×カットソー×カーゴパンツ】
出典:wear.jp
MA-1は写真のようにデザインが入っているものも。
こんなアイテムにはシンプルなアイテムが正解。
MA-1にカーゴパンツとブーツを合わせる男らしさ大爆発のコーデですが、
シルエットがキレイなのでむさくるしくなりません。
2-11【MA-1(ネイビー)×カットソー×リブパンツ】
出典:wear.jp
MA-1はネイビーも人気です。
使いやすいカラーなので合わせやすいですね。
写真のようにネイビーでまとめたコーデもオススメです。
カラーを絞れば大人っぽい印象がUPします。
2-12【MA-1(ネイビー)×タートルネック×デニム】
出典:wear.jp
こんな組み合わせもアリ。
ネイビーのMA-1なら男っぽくなりすぎず、適度な「甘さ」を加えてれます。
色あせたデニムとの相性も抜群ですね。
3 オススメブランド紹介
MA-1オススメのブランドをご紹介して行きます。
セレクトショップのオリジナルアイテムをご紹介してもつまらないので、しっかりとした「こだわりMA-1」を作っているブランドの中から厳選してご紹介していきますね。
3-1 AVIREX(アヴィレックス)
迷ったらAVIREX買っときましょう。
MA-1のド定番ブランドです。MA-1といえばコレ!的なブランドですね。
ただ見た目がいいから人気だよって訳ではなく、実際の米軍用にいくつものフライトジャケットを正規支給品として納入してきた歴史あるブランドなんです。
AVIREXの名前の由来は、AVIATOR(飛行機乗り)とREX(ラテン語で王様)を組み合わせた造語で”空の王様”を意味しているほどなんです。
1937年に元々法律家だったジェフ・クライマンがアメリカ空軍パイロットたちに役に立つものを作りたいという思いで設立した「エアロ・レザー・カンパニー」という会社がルーツになっています。
革をなめす方法から、ラベル1つに至るまでかなり細かな規格が設けられていた軍製品の基準をクリアし、1941年の第二次世界大戦頃には、多くのフライトジャケットを作ってアメリカ軍部に送っています。
厳格な軍規格をクリアする商品を多く作っていた「エアロ・レザー・カンパニー」の品質は確かなものと認識されていき、1974年、一般市場でのフライトジャケットの販売を始め、1975年にはAVIREX(アビレックス)の名前が入ったA-2というフライトジャケットが市場に出た事で脚光を浴びます。
1986年には映画「トップガン」でトム・クルーズがAVIREXのフライトジャケットを着ていたことも注目され、また「インディー・ジョーンズ」や「メンフィスベル」などの衣装にも採用されてきています。すごいぞAVIREX。
軍規格をクリアしてきた品質と、デザインに無駄がなくどこか懐かしいアイテムは広く受け入れられ、現在でも世界中の人々から愛されているブランドなんです。
現在ではワッペンつきからシルエットまで様々なタイプの種類が選べます。
【価格帯】
¥20,000~¥40,ooo
3-2 ALPHA INDUSTRIES(アルファ・インダストリーズ)
写真の腕の部分に付いているような赤いタグが特徴のブランド。これみよがしにタグをプラプラさせておきましょう。
最近セレクトショップでも見かけるようになりましたね。ファッション性、質ともに高く、多くのMA-1の中でもオシャレ感があるアイテムが揃っています。
こちらも米軍向けに多くのミリタリーウェアを納品してきた歴史あるブランドなんです。
1959年のテネシー州、ノックスビルにあった当時の米国防省は、軍の使用におけるフライトジャケットの生産における技術的な向上と、実生活レベルのデザインの改良軍用ジャケットの見直しをアルファ社に依頼してきました。
現代では定番のMA-1を軍に抵抗していた実績もある丈夫な品質とディテールをそのままに、現代のファッションにも適用できるようなデザインに進化して人気を博しています。
裏地は当時のデザインを踏襲したレスキューオレンジ。しっかりポイントも抑えています。
XXSからと豊富なサイズ展開と本格仕様の風合いを是非試してみて下さい。
【価格帯】
¥20,000~¥30,ooo
3-3 SPIEWAK(スピワック)
なんと100年以上も続いているブランドです。なかなか長いですね。
もともとは羊皮のベストを作っており、港湾労働者達に愛されていました。
第一次世界大戦に入ると、スピワックはアメリカの軍人のためにジャケットやパンツなどを提供するようになります。
第二次世界大戦になっても、スピワックのウェアがアメリカの軍人たちに重宝されていました。
現在では、アメリカの警察官や消防士が着用するユニフォームも確かな品質のこのブランドで製作されています。無骨なのかと思いきや、実は高いデザイン性のアイテムが多く、品質、オシャレさ共に信頼がおけるブランドです。
細身のシルエットを得意とし、スタイリッシュなコーディネートに向いています。キレイめにMA-1を着たい時、一着あると重宝しますよ。
【価格帯】
¥20,000~¥30,ooo
3-4 BUZZ RICKSON’S (バズリクソンズ)
1993年に誕生した日本のアメカジミリタリーブランド、バズリクソンズ。
ブランド名由来は、スティーブ・マックイーン主演映画「THE WAR LOVER」(邦題・戦う翼)の劇中役名「CAPTAIN Buzz Rickson」(バズ リクソンズ大尉)に由来しています。
こだわりのアイテムの数々は本物に限りなく近い作りになっています。
ミルスペック(軍用企画)の完成度の高さは他のブランドの追随を許しません。ヴィンテージの復刻モデルも多く取り揃えています。スカイラインクロージングのN-3BやライオンユニホームウェアのMA-1などの実社ネームを使ったラインはコレクターから絶大な支持を得ています。
【価格帯】
¥40,000~¥60,ooo
3-5 TOYS McCOY(トイズマッコイ)
1996年に創設した日本のファッションブランド、トイズマッコイ。
旧リアルマッコイズの創設者の一人で、スティーブ・マックィーンを熱狂的に支持する第一人者としてその名が知られる岡本博氏のブランドです。
カッコイイですよねマックイーン。
トイズマッコイで人気のMA-1は、映画でマックイーンが着用したジャケットをイメージして作り上げられています。
とてもシンプルなデザインのMA-1ながら、スナップボタンのポケットがアクセントになっており根強い人気があります。
シンプルながらも存在感抜群なトイズマッコイのアイテムはアメカジスタイルに特にオススメです。
【価格帯】
¥40,000~¥80,ooo
3-6 Pherrows(フェローズ)
1991年に誕生した、日本のアメカジブランド、フェローズ。
「10年、20年後にヴィンテージと呼ばれるモノ創り」を目指している人気のブランドです。
特にデニムが有名なブランドでもありますが、フェローズのMA-1の質の高さ、コストパフォーマンスも定評があります。
無骨な表現を残しつつも、身幅や腕周りのボリュームを程よく抑えるなど都会的なエッセンスも盛り込んでおり、幅広い着こなしに対応できます。
重圧感感じる上質な素材感で、本物の佇まいを感じさせてくれる大人な雰囲気のMA-1です。
【価格帯】
¥20,000~¥40,ooo
3-7 ROTHCO (ロスコ)
1953年に設立されたアメリカの老舗ミリタリーウェアブランド、ロスコ。
ミリタリーウェアの完成度がかなり高いことで名高いブランドです。今でもアメリカ軍や警察に勤務している人たちがロスコで作られた制服を着用しています。
そんなロスコのMA-1はとてもシンプルでベーシックなデザイン。
ですが質は高く、耐久性に優れたしっかりとした素材感で防寒性も抜群、ミリタリーブランドらしい無骨な仕上がりも実現しているアイテムです。
男らしいらしいボリューム感に、動きやすさにこだわった短めの丈で、野暮ったくならず、スッキリと着こなせるのも嬉しい所。
そして値段もリーズナブルなのも特徴です。
【価格帯】
¥5,000~¥10,ooo
まとめ
いかがでしたか?
ミリタリーアウターの中でも人気なMA-1をご紹介しました。
アイテムを選ぶ際には、
- サイズ感
- インナーの着丈
- ボトムスのサイズ感
をしっかり意識すれば野暮ったくならずに着こなす事が出来ますよ!
より楽しく着こなすために、MA-1の詳しい情報も是非チェックしてみてくださいね。
ポイントを押さえてMA-1ライフを楽しんで下さいね!