MA-1フライトジャケットをもっと楽しむための豆知識

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Ma-1ジャケット

以前の記事でご紹介したMA-1。

今回は少しコアな豆知識のご紹介をしていきます。

MA-1ってどんな物なのかという部分も含めてご紹介していきます。

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1 MA-1の歴史のおはなし

MA-1に代表されるフライトジャケットはその名の通り「パイロットたちが飛行中に着ること」を主な目的として作られています。

1927年にA-1というレザーでできたジャケットが登場し、そこからフライトジャケットの進化が始まります。

さて時代は1943年、皮革資源の枯渇によって皮革に代わるコットンを使ったフライトジャケットB-10が生まれます。実はこのB−10、布製のフライトジャケット第1号として採用されたモデルなんです。

これがB-10です。

B-10

そして翌年の1944年、暫定的に今れたB-10を改良したB-15が作られます。

これがB-15です。

B-15

出典:http://file.naoyukikahou.blog.shinobi.jp/

だんだんMA-1っぽくなってきています。

 

そしてB-15の流れを汲んで1952年に採用された、傑作のフライト・ジャケット。

それがMA-1です。

MA-1

最も多くのパイロット達に愛されたモデル。

軍用機の多くがプロペラ機からジェット機に移行するに従って飛行高度も高くなっていき、フライトジャケットに付着した水分が氷結してパイロットの操縦の妨げになってしまうため、それまでに主流だった革製のフライトジャケットではなく,ナイロン製のフライトジャケットが台頭してきます。

そこでMA-1ジャケットが登場したんです。

MA-1の正式採用決定後も幾度と無く細部の改良が行われ、30年間にわたって使用されてきているモデルなんです。

 

1-2 なんでこんなデザインになったの?

Ma-1着用の女性

出典:http://www.rakuten.co.jp/

ファッションで定番になっているアイテムには歴史があり、使い続けられてきた理由があります。

ミリタリーアイテムも同様、デザインにはしっかりとした「理由」が存在しているんです。

「なんかかっこいい」と適当にデザインされたものはなく、すべて「ミッション遂行に必要最低限な機能」を備えることを目的にデザインされているんです。

MA-1はミリタリーの中でも随分シンプルなデザインですが、これは軍用機内での着用を想定し、機器やいろいろな機械に引っかからないようにあえてシンプルなデザインにしてあるんだそうです。

戦時中に相手に見つかってはまずいので、地上でのカモフラージュのために表生地には落ち着いたグリーンを採用。それに対して裏地が目立ちやすいオレンジ色なのは、事故の際に脱出したパイロットを探すのが難しいことから、少しでもパイロットを発見しやすいレスキューカラーを採用したためと言われています。

この色はレスキューオレンジという名前でも知られています。

レスキューオレンジ

出典:http://www.workwork-world.com/winter/sagyo/19-10702-gr-1.jpg

ちなみに派生型として、フードが付けられたN-2タイプや、更に丈が長いコートタイプのN-3タイプなんていうものも存在しています。

マニアックな話ですが、裏地にアメリカの国旗と共に数カ国語で記されたメッセージのタグが貼り付けてあることがあります。古着屋さんで実際に軍で使われていた物にたまに付いていることがありますね。

レスキューオレンジ

出典:http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jalana/cabinet/alpha/ma1-bdct-blk_p7.jpg

これはなにかというと「墜落したパイロットを基地まで連れてきてくれたらご褒美をあげるよ」という事が書いてあり、他国などで墜落した兵士を救護させようとする「ブラッドチット」と呼ばれるものです。

さらにサイズ感に関して言えば、実はMA-1は通常後ろの着丈が前と比べて短くなっているんです。それは機内で座った際にジャケットを挟んで踏みつけてしまわないようにという意図があるんです。

さらにさらに腕周りに代表されるようにサイズ感がなんだかビッグサイズなのは、−10度程度を想定した寒冷地仕様のために、ジャケットの上にMA-1を着ることを想定していたからだったりするんです。

さらにさらにさらに、仕様によっては胸元にタブがあるのですが、これは酸素マスクを留めておく機能だったりします。

「なんかかっこいいからこのデザインにしよう」と決まったのではなく、明確な理由があって作られているんですね。

 

1-3 現代におけるMA-1

さて、お話を現代に戻しましょう。

フライトジャケットの定番から、現代ではファッションアイテムの定番となっているMA-1。

現代ではどんなものをMA-1と考えればいいんでしょう?

現代のカジュアルウェアとして愛用されるMA-1は、本物のミリタリー用のアイテムから少しずつ「ナウい感じ」に改変されており、とっても多様なバリエーションがあるんです。

MA-1

出典:http://www.pen-online.jp/

こんな昔ながらの本来のデザインを強く意識したものもあったり、

MA-1

出典:http://voi.0101.co.jp/

デザインを継承してはいるけれど、素材を今っぽく変えたものもあれば、

 

ma-1_bits-of-knowledge_009すごい形のMA-1

出典:zozo.jp

このようなもはや原型をとどめないものまで様々なんです。

アパレルは時代が経つにつれてどんどん新しいデザインが生まれ、変わっていきます。

なので、

「MA-1って何?ミリタリージャケットとどう違うの?」

と混乱を招いてしまい、定義付けが曖昧です。

現代では「フロントにZIPがあって、わりと短い着丈で、首回りがなんだか低いミリタリーアウター」

をMA-1だと捉えれば概ね問題ないでしょう。

 

2 代表的なフライトジャケット

MA-1が出来るまでの流れはざっくりとご紹介してきました。

ここから先は歴史的なフライトジャケットも記載していきます。

 

A-1 (1927年)

A-1 (1927年)

出典:http://www.leather-house.net/

1927年に陸軍航空隊の飛行服第一号として採用された、夏季用レザー・ジャケットです。
袖口、ウエスト周りにはニットを配し、ウィンドブレーカー形式の仕様設計がなされています。
その後開発された多くのフライトジャケットの原型となったジャケットなんです。

飛行兵達は自らのA-1ジャケットを、飛行中隊章や背中に丹念に描き込んだアートワークで飾る事が多かったらしく、ミリタリージャケットにデザイン性が高いアイテムが多いのも、このアイテムがルーツになっていると言えます。

主な素材…馬革、牛革、鹿革製

A-2 (1931年)

A-2 (1931年)

出典:http://www.leather-house.net/

陸軍航空隊用ジャケットとして1931年に制式化されたA-2ジャケット。
A-1型飛行ジャケットの後継にあたるモデルです。 袖と裾がリブニット仕様となっていることが特徴の一つとして挙げられます。
両脇にはボタン式のフラップ付きポケットが付いていますが、「ポケットに手を突っ込むことは、軍人の仕種として不適当である」といった理由から、ハンドウォーマーは備え付けられていません。 
ファスナーの上には防風性の為にウィンド・フラップがついており、 A-1に比べ遮風性、機能性が高いモデルです。

オリジナルの戦時に作成されたA-2ジャケットは稀少なものとなってはいますが、まだ入手不可能ではありません。

1000着のうち10着が1931年から1944年(大部分は1942年から1943年)の間に作成されたもので、少数の古いストック品のジャケットが、1940年代後半のはるか後になってから市場に出てきています。これはA-2が標準のアメリカ空軍の装備品ではなくなり、生産中止されたときの物だと言われています。

このようなオリジナル製品の価値は幅ひろく、製品の状態、製品の来歴、パッチやアートワーク、またはサイズなどに価値がゆだねられています。

 

主な素材…馬革、牛革、鹿革製

G-1 (1947年)

G-1 (1947年)

出典:http://www.leather-house.net/

第二次世界大戦末期、A-2の開発と同時期に海軍航空隊によって開発されたのが、G-1フライトジャケット。 60年近くに渡り支給されている歴史あるもので、海軍を代表するモデルと言えます。

特徴としては、ヤギ皮を素材としウエストと袖口にはニットが配されていること、 腕周りの機動性をスムーズにするためのアクションプリーツが設けられていること、 スタンドカラーの襟には首周りの遮風と保温を考慮して羊のムートン・ボアを張り、 チン・ストラップベルトが付けられていることが挙げられます。

陸軍と海軍の航空隊は常にライバルとして競い合っており、そのためフライトジャケットもお互いに独自にのものを開発しました。アメリカでは特に人気の高いモデルです。

映画『トップ・ガン』でマーベリック(トム・クルーズ)が着ていたモデルも、このG-1ジャケットです。

 

主な素材…主な素材…馬革、牛革、鹿革製

AN-J-4 (1943年)

AN-J-4 (1943年)

出典:http://www.leather-house.net/

1943年に陸軍・海軍共通で採用された、冬季用モデルのジャケットです。
当初は多くのパイロットから寄せられたB-3における改良点を設計に反映され完成された革飛行服でしたが、飛行機という乗り物における暖房設備の改善、供給量に限りがある革製品の継続使用が困難である事などから、2年間の支給を経てAN-J-4はシープシアリング・フライトジャケットの最終モデルして役目を終えています。」

多くのパイロットの意見を取り入れたジャケットの為に機能は盛りだくさんです。

 

主な素材…牛革、鹿革・山羊革製

B-3 (1934年)

B-3 (1934年)

出典:http://www.leather-house.net/

フライトジャケットの傑作と言われています。

1934年に陸軍航空隊で冬期・寒冷地用として採用されたジャケットです。
極寒地域での任務を行う者や、当時与圧装置などが備わっていなかった戦略爆撃機の搭乗者などに支給されていました。
保温性・耐寒性を第一に優先して開発されたため、シープスキン(羊革)の内側全体にボアが張られているのが特徴です。 大きな襟は2本のチン・ストラップベルトで締めることができ、それによっても保温・遮風の効果を高めていました。

その後1940年代になると爆撃機のコックピットに与圧・温度調節機能が備わるようになり、B-3は次第に姿を消して行きました。

 

主な素材…羊革・毛皮製

B-6 (1939年)

B-6 (1939年)

出典:http://www.leather-house.net/

機動性の高いA-2と、保温・耐寒性に特化したB-3の中間域を埋めるために1939年に開発された、陸軍航空隊の防寒用ジャケットです。
B-3をベースに設計されていますが、B-3に比べ内側のムートン(羊毛皮)のを短めに、そして襟も少し小さめに作られているのが特徴です。これにより防寒性は多少犠牲になったものの、機動性の高い防寒用ジャケットとして活躍したモデルとされています。

なかなか重みがあるアイテムなため、ハンガーにかけておくと形が変わってしまう事も…

 

主な素材…羊革・毛皮製

 

B-7 (1941年)

B-7 (1941年)

出典:http://www.leather-house.net/

1941年にアメリカ陸軍航空隊がアラスカなどの極寒冷地での使用を目的に開発されました。
フードが付いていること、着丈が長めに設計されていることが特徴です。 わずか1年のみの生産だったと言う事で、最も少ないフライトジャケットの1つとされています。

B-7は乾燥と凍結によるひび割れを予測して表面処理がされておらず、汚れに対して弱いのが欠点でした。 また素材である羊革シャーリングの価格も安価ではなかったことが、B-7が短命であった理由とされています。

 

主な素材…羊革・毛皮製

B-10 (1943年)

B-10 (1943年)

出典:http://www.leather-house.net/

皮革の資源枯渇が問題となり、皮革に代わる素材となったコットンを使用して生まれたのが、このB-10。 布製のフライトジャケットの第一号として1943年に採用されたモデルなんです。

袖、裾にはニット、襟元にはボア、フロントにはファスナーを使用し、保温性・遮風性を高いレベルで備えています。 生産期間は1年と短期間でしたが、前期型と後期型が存在します。

 

主な素材…綿製

B-15 (1944年)

B-15 (1944年)

出典:http://www.leather-house.net/

暫定的に生まれたB-10を改良した形として後を次いだジャケット。
袖、裾部分はB-10の形をそのままに、ニットが使用されています。 B-10のサイドポケットはフラップ式であることに対し、B-15はスラッシュポケットを採用。左腕にはペン・シガーポケットが備わっています。
首への干渉を軽減するため、センターから少しずらして付けられたフロントファスナーが特徴的です。

 

主な素材…綿製

D-1 (1939年)

D-1 (1939年)

出典:http://www.leather-house.net/

このモデルはフライト・ジャケットというカテゴリーではなく、厳密にはグランド・クルー(地上整備員)用のジャケットなんです。
裏地のムートン(羊毛皮)はB-3よりも短くカットされ、襟は少し小さめ、チン・ストラップは1本と、B-3に比べ軽快で機動性が高いということが特徴になります。そのためD-1でフライトする者も多く、特に従軍カメラマンにはこの小振りな襟が好評だったと言われています。
サイドにはファスナー付きのスラッシュ・ポケットが備わっています。

 

主な素材…羊革・毛皮製

 

MA-1 (1955年)

MA-1 (1955年)

出典:http://www.leather-house.net/

本記事でもスポットを当てたジャケットです。

B-15の流れを汲んで1952年に採用された、傑作のフライト・ジャケット。 最も多くのパイロット達が着用したモデルです。

 

主な素材…ナイロン製

L-2 (1945年)

L-2 (1945年)

出典:http://www.leather-house.net/

A-2に代わるフライトジャケットとして1945年に採用された、ナイロン製フライトジャケット。
陸軍航空隊時代のため、カラーはオリーブドラブです。 コックピットで座った姿勢での機動性を重視したため着丈は短く、裾はニットリブとなっています。 左肩にはエアフォース・マークのインシグニア(国籍マークなどの記章)、その下にはシガレット・ポケットが備わっています。サイドのポケットはフラップ付きで、斜めに走るデザインです。
L-2A、L-2Bへと改変を重ねて展開してゆくモデルです。

 

主な素材…ナイロン製

L-2A (1947年)

L-2A (1947年)

出典:http://www.leather-house.net/

L-2シリーズの第2モデルである、ナイロン製のジャケットです。
1947年、陸軍航空隊は独立、空軍として新しくスタートします。このためL-2は空軍のシンボルカラーである、エアフォース・ブルーとなりました。カラーリング変更後のモデルがこのL-2Aです。デザインはほぼL-2を継承したままとなります。
採用後間もなくカラーの改変により生産が短期間で終了となったため、希少価値の高いモデルとされています。

 

主な素材…ナイロン製

L-2B (1948年)

L-2B (1948年)

出典:http://www.leather-house.net/

L-2シリーズの第3モデルであるジャケットです。
朝鮮戦争後、空軍はL-2Aジャケットの指定色をエアフォース・ブルーからシルバー・グレーへと改変しました。これは高度での太陽光吸収の解決と、脱出後の低視認化を目的としています。 指定色が改変されたモデルが、このL-2Bとなります。L-2のデザインをほぼ継承しています。

 

主な素材…ナイロン製

N-1 (1945年)

N-1 (1945年)

出典:http://www.leather-house.net/

第二次世界大戦末期から海軍の艦上防寒着として着られていたジャケットです。
デッキ(甲板)で着るので、「デッキジャケット」とも呼ばれています。 襟と裏地にはアルパカ・モヘアを、袖部分にはリブニットを使用しており、防風性に優れています。

 

主な素材…綿製

N-2 (1945年)

N-2 (1945年)

出典:http://www.leather-house.net/

第二次世界大戦が終了した1945年に米陸軍航空隊が採用した、一連のナイロン初採用型フライトジャケットの一つです。
保温性・機動性共に優れており、ムートンとコヨーテトリムのフードを採用しているのが特徴です。
N-3シリーズが爆撃機、輸送機などの搭乗員用から地上作業員用へと使用目的をシフトする中、N-2シリーズは狭いコックピット内で操縦に携わるパイロット用として使用されました。
コックピットで座った姿勢での機動性を重視したため着丈は短く、裾はニットリブとなっています。

N-2A、N-2Bへと改変を重ねて進化していくモデルです。

 

主な素材…ナイロン製

N-2A (1947年)

N-2A (1947年)

出典:http://www.leather-house.net/

N-2シリーズの第2モデルである、ナイロン製のジャケット。
デザインはほぼN-2を引き継いでいますが、L-2A同様、1947年に空軍が独立したことを象徴して、シンボルカラーであるエアフォース・ブルーへとカラーリングを変更しています。

 

主な素材…ナイロン製

 

N-3 (1945年)

N-3 (1945年)

出典:http://www.leather-house.net/

第二次世界大戦中に開発、採用された着丈の長い極寒地用ナイロンフライトジャケットです。
実際には狭い操縦席での着用には向かずグランドクルーたちの屋外作業時に愛用されていたと言います。
N-3A、N-3Bへと展開していきます。

 

主な素材…ナイロン製

 

N-3A (1947年)

N-3A (1947年)

出典:http://www.leather-house.net/

N-3シリーズの第2モデルである、ナイロン製のジャケットです。
外見に変化は見られませんが、L-2AやN-2A同様、1947年に空軍が独立したことを象徴し、こちらも空軍のシンボルカラーであるエアアフォース・ブルーへカラーリングを変更しました。

主な素材…ナイロン製

N-3B (1948年)

N-3B (1948年)

出典:http://www.leather-house.net/

N-3シリーズの第3モデルである、ナイロン製のジャケットです。
こちらも朝鮮戦争後、空軍はN-3Aジャケットの指定色をエアフォース・ブルーからセージ・グリーンへと改変しています。 指定色が改変されたモデルが、このN-3Bとなります。

 

主な素材…ナイロン製

J-WFS (WEP/G-8) (1950年前後)

J-WFS (WEP/G-8) (1950年前後)

出典:http://www.leather-house.net/

海軍の代表的ナイロン製ジャケットです。
J-WFSとは『ジャケット・ウィンター・フライング・スーツ』の略称で、日本でもアメリカでも『WEPジャケット』もしくは『G-8』と呼ばれることが多いです。 極端に短い裾、リブ仕様の襟と裾、大型のポケットなど、非常に独特の形態をしています。

 

主な素材…ナイロン製

CWU-45/P (1973年)

CWU-45/P (1973年)

出典:http://www.leather-house.net/

ナイロン素材のJ-WFSに代わり、耐火、耐熱性を持ったノーメックス(アラミド繊維素材)を採用したのがCWU-45/P。
陸・空・海の三軍および海兵隊において制式採用されているモデルで、約400度の高温に耐えられるものもあったといいます。 襟はラウンド・カラーで、左右のポケットのフラップはベルクロ(マジックテープ)留めとなっています。

 

主な素材…ノーメックス製

CWU-36/P (1978年)

CWU-36/P (1978年)

出典:http://www.leather-house.net/

1978年に支給が開始された、暖気候用フライトジャケット。
寒冷地用CWU-45/Pの中綿を無くし、細部デザインにわずかな修正が加えられたものです。 CWU-45/Pと同様、機内での火災を想定してノーメックス(アラミド繊維素材)が採用されています。 初期型には存在した背中のアクションプリーツは、「コックピットの突起類に引っ掛かる」とのパイロットからの意見により、修正されたといいます。

 

主な素材…ノーメックス製

まとめ

いかがでしたか?

なかなかコアなMA-1フライトジャケットの豆知識をご紹介しました。

こちらのオススメのコーデやアイテムをご紹介した記事も参考にしてみて下さいね。

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