【アイテム別徹底解説!】デキる男のためのスーツ着こなし完全マニュアル

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3-1 清潔感は徹底して

出典:www.myrepi.com

とにかく清潔感は大切です。

スーツに限らず髪型、ジャケット、シャツ、ネクタイ、パンツ、靴、小物などなど細部にまで気を配ってください。

汚れていたりシワがあったりすると、「細部にまで気を配れない人=仕事ができない人なのかな」と思われてしまうかもしれません…。

3-2 肩幅は+1cmで

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出典:https://lafabric.jp/customlife/

「スーツは肩で着る」と言われる程重要な「肩」。

意外と意識されないポイントでもありますが、そのジャケットが自分に合っているかどうかは肩で決まります。

自分の肩幅+1cmの仕立てのアイテムがジャストアイテムです。

3-3 一番下のボタンは開けておこう

出典:https://lafabric.jp/customlife/

基本的にジャケットの一番下のボタンは留めないものと覚えておきましょう。

2つボタンは上だけ留める、3つボタンは上から2つだけを留めましょう。

段返り3つボタンジャケット(一番上のボタンが襟の裏の隠れ絵いるタイプ)は上の1つだけを留めて下さい。

スリーピーススーツのベストのボタンも、一番下は外します。

また、着席時にはジャケットのボタンは外しましょう。

3-4 ポケットは外に出しておこう

出典:http://biz.menz-style.com/

ポケットが中に入っている状態で販売されていることはあまりありませんが、フラップ(ポケットについているフタ)は外に出しておきましょう。

もともとは雨や埃を避けるためにあるものなんです。

もし中にしまう場合でも、現代のジャケットであればフラップがあったかどうかも分からない程きれいにしまえます。

3-5 袖丈からはシャツが1.5cmでるように

出典:mensdrip.com

腕をまっすぐに下ろしたときに、シャツが1.5cmほど出るようにするのが基本です。

シャツがジャケットの袖が汚れるのを防止してくれる効果もあります。

3-6 着丈はお尻がギリギリ隠れるサイズで

出典:otokomaeken.com

腕をまっすぐに下ろした状態で、上着の裾がつかめるぐらいがベストな長さです。

お尻がギリギリ隠れるぐらいの長さのジャケットを選ぶとシルエットがキレイにキマります。

タイトめなジャケットの場合は丈も少し短い場合があるので、その場合はお尻が半分隠れるぐらいでもOKです。

3-7 ウエストは腰骨に合わせて

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出典:https://lafabric.jp/customlife/

ジャケットが肩なら、パンツは腰骨で履くイメージです。

サイズ感に関してはウエストは指が1本入る程度の余裕を持ちましょう。

緩すぎるとだらしない印象になりますし、パンツに縦じわが寄ってしまいますし、きつすぎるとパツパツな見た目、かつ着心地が窮屈になってしまいます。

指1本入る程度だと、歩いていてパンツが下がってきても腰骨のところでちょうど止まってくれます。

3-8 裾は靴にかかるか、かからないかぐらいで

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裾は靴にあまりかからない程度の長さがオススメです。

基本はシングル、もしくはワンクッションで、かかとから1~2センチの長さで合わせましょう。

特に最近主流になっている細身のパンツ(裾幅20cm以下)は、靴にかかるかかからないか程度の長さのため、すっきりとした印象に見せてくれます。

また試着の際に備え付けの靴を履いて裾上げをすることがありますが、できるだけ自分の足に合ったサイズの靴を履いて店員さんに合わせてもらいましょう。

誰の足でも入るような大きい靴では、裾にかかる部分のサイズも大きく、適切なサイズで調整できない可能性もあります。

3-9 靴下の色はスーツや靴に合わせて黒・ネイビー・グレーから選ぼう

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出典:http://biz.menz-style.com/

靴下の色はスーツの色、もしくは靴の色に合わせましょう。

スーツを着る際は、白い靴下や、くるぶし丈の靴下などはもちろんNGです。

スーツに合わせた色の靴下を選ぶことで、全体の統一感が生まれるだけでなく、パンツと靴下が繋がって足が長く見える効果も生まれるんです。

3-10 靴の色とベルトの色を揃える

出典:blog.goo.ne.jp

よく耳にする基本的なテクニックでありながらも、なかなか意識的に実践できている人が少ないポイントでもあります。

靴の色をベルトの色と揃えることで、全体にまとまりが生まれます。

知っている相手からすれば、「細かい部分まで気を遣えるきちんとした人」という印象も与えられるので、まずは黒い靴と黒のベルト、茶色の靴と茶色のベルトはセットで用意しておきましょう。

4 オススメのワイシャツブランド10選

出典:smartlog.jp

スーツスタイルを大きく左右するシャツ。

ここからはおすすめのシャツブランドをご紹介していきます!

ベーシックな鎌倉シャツはもちろん、バルバなど少しランクが上のアイテムも是非店頭でチェックしてみてください!

【さらに詳しいワイシャツブランドの記事はコチラ】

【CAMICHANISTA(カミチャニスタ)】

出典:http://camicianista.com/

出典:http://camicianista.com/

ブランド名はイタリア語のCAMICIA(シャツの意)から生まれた造語。

「Camicianista」のブランド名は、Camicia(カミーチャ=シャツ)を愛する人、シャツが似合う人という意味が込められています。

 イタリアのシャツのディテールを参考にした質の高い仕立て、ボタンなど細部までのこだわりなど、洗練されたアイテムがコストパフォーマンスよく手に入ります。

【Maker’s Shirt鎌倉(鎌倉シャツ)】

出典:http://shop.shirt.co.jp

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今や日本トップクラスのシャツメーカーとして認知されているブランド。

世界各地よりシーズントレンドに合わせて素材や生地を厳選し、1着1着を職人の手作業で仕上げるなど、商品へのこだわりも並々ならないのが特徴。

袖を通せば違いがわかるブランドです。

【Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)】

出典:http://www.brooksbrothers.co.jp/

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1818年にアメリカで創業したブランド。

ラルフローレンを輩出し、リンカーンをはじめとしたアメリカ歴代大統領やハリウッドスターにも愛用されているブランドです。

シャツの仕立てはクラシックながらも流行を取り入れた一流のアイテム。

男の格を上げてくれるような1着が見つかります。

【BARNEYS NEW YORK(バーニーズニューヨーク)】

出典:http://onlinestore.barneys.co.jp/

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洗練された大人らしいアイテム提案、セレクトをするショップ。

ワンランク上のアイテムが見つかります。 

【SCHIATTI(スキャッティ)】

出典:http://item.rakuten.co.jp

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長年変わることなくクラシックスタイルを第一前提としたブランドです。

クラシックスタイルをベースにトレンドにも敏感に応えたアイテムが多く揃っています。

伝統に裏付けされた確かな作りと、シーンを選ばない使いやすさが魅力的です。

【FAIRFAX(フェアファクス)】

出典:http://www.shirts-gallery.com/

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1976年にスタートした日本のブランド。

ブリティッシュ、アメリカントラッドをベースに東京らしさをミックスしたドレスアップスタイルを提案しています。

主にネクタイが有名ですが、シャツのラインにも定評があります。

【BARBA(バルバ)】

出典:http://www.guji-online.com/

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1964年創業。

イタリアのシャツブランドでは、もっとも高く評価されているブランドの一つであるバルバ。

良質な生地を使用していることはもちろん、アームホールを細くするなど、細身に見せるシルエットのシャツを得意としています。

身体にフィットした細身のシルエットのシャツながらも、ストレスを感じない着用感を楽しめます。

【FRAY(フライ)】

出典:http://strasburgo.co.jp

出典:http://strasburgo.co.jp/

マシンメイドシャツの最高峰という名声をほしいままに君臨し続けるフライ。

超一流シャツブランドの中でも珍しい「ミシン縫い」にこだわるブランド。

極めて上質な生地を使用しており、手触りは驚くほど滑らか。

なかなか気軽に手に入る金額ではありませんが、手に取ればその理由がわかるブランドです。

【INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)】

出典:http://www.individualizedshirts.jp/

出典:http://www.individualizedshirts.jp/

1961年創業のブランド。

創業から半世紀以上経った今も一枚のシャツへのこだわりは一貫して徹底しており、カスタムメイドの分野では現在もアメリカ国内シェア1位を誇っています。

近年ではカジュアルファッションにも取り入れられているためにドレスラインの印象が薄い方も多いかもしれませんが、元はドレスラインに定評のあるブランドです。

こだわりの詰まったシャツが楽しめます。

【ozie(オジエ)】

出典:http://www.ozie.co.jp

出典:http://www.ozie.co.jp

ネット通販のみからはじまったワイシャツ専門店のブランドです。

メーカー直販で中間の流通コストをカット、小ロット生産で在庫ロスを圧縮、創業以来の低価格仕入などを徹底。百貨店やオーダーシャツ店で2万円近くする高級生地のシャツを、コストパフォーマンス高く手に入れることができます。

5 正しくワイシャツの選ぶための3つのポイント

ここからはよりカッコよくワイシャツを着こなすためのコツをご紹介していきます。

実はなかなか選び方が分からない方が多いポイントでもあります。

しっかり押さえて、よりスタイリッシュなスーツスタイルを完成させましょう!

さらに詳しいワイシャツ選び方の記事はコチラ

5-1 ジャストサイズのワイシャツを選ぼう

出典:lafabric.jp

首まわり+指2本分のゆとりが基本的なサイズ感です。

タイトな首まわりがお好みなら指1本分、ゆるめがお好みなら指3本分までOKです。

裄丈には少し余裕を持ちましょう。

首の付け根から、肩を通って袖口まで裄丈(ゆきたけ)は、クリーニングや洗濯で縮むので、あらかじめその分、ほんの少し長めを選んでみてください。

自宅で洗濯するなら+2~3cm、クリーニングなら+3~4cmが目安です。

5-2 ワイシャツの形状(シルエット)の5種類を知ろう

実は様々な仕立ての形があるワイシャツ。

ワイシャツ前面のボタン部分や、背中部分のプリーツ(折り畳み縫い)の形状など、雰囲気やシルエットに影響する要素が多いんです。

印象はもちろんですが動きやすさにも関係するポイントですので、特徴をしっかり理解しておきましょう。

【フレンチフロント(裏前立て)】

ワイシャツの前立ての部分が内側に折り返されているシンプルなデザインです。

クラッシックスタイルが好きな方におすすめです。

【フライフロント(比翼仕立て)】

ワイシャツの前立てが2重になっており、内側にボタンホールが施されているのでボタンが見えません。

フォーマル向けのシャツに多く見られます。

【バックダーツ】

背中の左右にダーツ(つまみ縫い)が施されているタイプです。

ウエストラインが絞られるため、前から見えてもすっきりとしたシルエット。

細身に見せたい人におすすめのタイプです。

【サイドプリーツ】

背中の肩下の左右にプリーツが施されているタイプです。

レギュラーカラーやワイドカラーといった衿型のシャツに使用されることが多いデザインです。

肩まわりが動かしやすいのも特徴。

【センターボックス】

衿型がボタンダウンのシャツや、トラッドタイプのシャツに使用されることが多いデザイン。

こちらも肩まわりを動かしやすい形です。

5-3 よく使われるワイシャツの襟(カラー)6種類

あくまで一般的なビジネスシーンに限定するならば、数十種類も襟を知らなくても問題はありません。

襟のデザインでも大きく印象が変わってくるので、それぞれの特徴を覚えておきましょう!

【レギュラー】

レギュラーは最も一般的なカラーです。

襟の羽(衿羽)の開きは65°前後。衿羽が短い形をショートポイントカラー、長い形をロングポイントカラーと呼びます。

レギュラーカラーのワイシャツは、ビジネス、フォーマルとシーンを選ばず、どんな場所でも身に着けることができるので、何着かは持っておきたいデザインです。

迷ったらこのカラーのシャツを選べば間違いはありません。

衿羽の長さが短すぎるとカジュアルな印象に、長すぎると見た目のバランスが悪くなってしまいます。

【ワイドスプレッド】

衿羽の開きがレギュラーよりも広い(100~120°前後)カラーはワイドカラー(別名ウィンザーカラー)と呼ばれます。

衿羽の開きがレギュラーとワイドの中間(90°前後)のものをセミワイドと呼びます。「ワイドだと衿羽の開きが大きすぎるかな…」と感じる方はセミワイドを選んでみてください。

ワイドの良い点は、首回りがスッキリして見える点です。

そのためか最近はワイドが人気な傾向があります。

ワイドに関しても衿羽の長さが短すぎるとカジュアルな印象になります。

コーディネートがしやすいので、レギュラーと並んでオススメです。

【ボタンダウン】

ボタンダウンは衿羽にボタンがついた形で、この形の場合、衿羽の形や開きの角度はレギュラーと同じものが多くなっています。

ネクタイを外しても使えるシャツなので、クールビズでもよく使われます。

カジュアルシーンで活躍してくれるシャツです。

ボタンダウンシャツは、レギュラーやワイドに比べるとカジュアルな印象です。

そのため、仕事用としてボタンダウンの形を選ぶ場合は、無地のアイテムをチョイスしましょう。

【クレリック】

クレリックシャツは、衿やカフスが白無地でできているシャツです。

一説によれば聖職者(クレリック)が着ている服に似ていることからこう呼ばれるようになったと言われています。

デザイン性が高いシャツなので、オシャレに着こなす事ができます。

クレリックシャツを選ぶ場合、スーツやネクタイは無地をおすすめします

クレリックのボタンダウンはカジュアルよりの印象となるため、ビジネスシーンでは注意が必要です。

通常のボタンダウン同様、レギュラーシャツよりもおしゃれに着こなしたい人はチャレンジしてみてください。

【ウイングカラー】

ウイングカラーシャツは衿先が首から離れて開いている形です。結婚式のタキシードやパーティーなど、フォーマルな場所で着用する形です。

鳥の翼のように襟先が折り返され開いていることから名前がついています。

蝶ネクタイやアスコットタイとの相性がいいため、フォーマルシーンでこそ活躍しますが、ビジネスシーンでは避けましょう。

【ドゥエボットーニカラー】

ドゥエポットーニとはイタリア語で「ボタンが2つ」という意味です。

襟高がやや高く、襟羽が大きめ、第1ボタンのところに2個ボタンがあるのが特徴です。

襟が高く、大きく開くので、存在感をアピールすることができますが、着こなしは少し難しめです。

選ぶ場合は、ノータイで前を開けて着こなすのがおすすめです。

6 オススメのネクタイブランド20選

出典:gqjapan.jp

スーツの印象を大きく左右するネクタイ。

スーツやシャツを多く持っていない場合、ネクタイで印象を変化させられるのがデキる男のオシャレ術。

ネクタイでオシャレかどうかを判断されてしまうほど、重要なアイテムなんです。

1万円以下、1万円以上に分けてオススメのブランドをご紹介していきます!

【さらに詳しいネクタイブランドの記事はコチラ】

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