知っておきたい!ワインをもっと楽しむための基本の知識

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ワインは私生活に馴染み深いお酒。

食事によく合い、手軽に楽しめるのも魅力ですよね。

ですが意外とワインについてしっかり知っている人って少ないんです…

ここぞという食事の場でサラッとワインの知識を披露できるとグッと印象もアップしたりします。

今回はワインの基本的な知識をご紹介していきます。

知っているかどうかだけでワインの楽しみ方が変わりますよ♫

画像出典:v.vpass.ne.jp

 1 ワインってそもそも何??

1-1 ワインは醸造酒

出典:YEs! MAGAZINE

ぶどうがワインに変わる秘訣は、ぶどうの実の表面についたワイン酵母にあります。

ワインはぶどうを発酵させた醸造酒で、ビールや清酒なども醸造酒です。

原料を発酵させたお酒を醸造酒と呼びます。

この醸造酒を蒸留させるとウイスキーやブランデーなども蒸留酒が出来上がります。

蒸留酒はカロリーだけで何の栄養も含まれないのですが、醸造酒には糖質やミネラルが含まれています。

1-2 ワインの魅力

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出典:http://yamagata-goen.net/

ワインは様々な種類のぶどうを原料としてヨーロッパを中心に世界中の色々な地域で作られてきました。

だからこそワインの味わいや香りはとても多彩です。

ぶどうの質やぶどうが育った気候、風土など、自然条件の違いはワインの持ち味を多彩なものにしてくれています。

だからこそ楽しみ方もいろいろ。

食中酒としてあらゆる料理と合わせられるだけでなく、食前酒や食後酒としても楽しめるなど幅広い用途に使われています。

奥深く、楽しみがいがあるお酒なんです。

2 色によるワインの違い

2-1 白ワイン

出典:http://right-wine20xx.com/

一般的には白ワインは白ぶどうを使い、果皮を完全に取り除いた状態で果汁から発行させて造ります。

果汁が白い黒ぶどうから造られることもあります。

ぶどうの果皮に含まれる色素の影響を受けないので色の透明なワインが出来上がるんです。

すっきりとした飲み口が特徴です。

2-2 赤ワイン

出典:macaroni

黒ぶどうだけを用いて果皮がついたまま発酵させて作ります。

果皮の色素の働きでワインの色が赤くなります。

皮には渋みの元となるタンニンも含まれており、ワインの味にも影響を与えます。

重厚感のある果実の甘みが楽しめます。

2-3 ロゼワイン

出典:http://erecipe.woman.excite.co.jp/

ピンク色の色調のワインです。

黒ぶどうで創る場合は赤ワインと同様に果皮をつけたまま発酵させ、途中でピンク色になってきたところで果皮を除きます。

白ぶどうと黒ぶどうを混ぜて創る場合もあります。

白と赤の中間的な味わいです。

3 製造法によるワインの違い

3-1 非発泡性ワイン(スティル・ワイン)

出典:MyJCOM

「スティル」とは「静止した」という意味です。

ごく普通のタイプのワインです。

炭酸ガスを含まず、泡立ちません。

3-2 発泡性ワイン(スパークリングワイン)

出典:http://chigai-allguide.com/

その名の通り炭酸ガスが入ったワイン。

シャンパーニュ地方で作られるシャンパンが代表格。

炭酸ガスが大量に入っているため、線を抜くと泡が出てきます。

通常瓶内は3気圧以上ですが、それよりも弱い揮発性のワインもあります。

製造方法は一次発酵でワインを作り、瓶内やタンク内で二次発酵させるなどし、自然発生した炭酸ガスを残します。

安価なワインの場合は炭酸ガスを人工的に注入する方法も採用されています。

3-3 酒精強化ワイン(フォーティファイド・ワイン)

出典:http://iewine.jp/

製造工程の途中でブランデーなどん強い酒を加え、アルコール度数を強めたワイン。

ポルトガルのポート、スペインのシェリー酒などが有名です。

食前、食後酒としてもよく利用され、一度線を抜いてからも比較的長く保存することができます。

3-4 香味付きワイン(フレーヴァード・ワイン)

出典:http://iewine.jp/

香草、果実、甘味料、エッセンスなどを加え、風味つけしたワイン。

代表格にはイタリアのヴェルモット、フランスのデュポネ、スペインのサングリアなどがあります。

4 味によるワインの違い

ワインは、ワイン酵母がぶどうの糖分を分解することでできますが、この糖分の分解の仕方がワインの味の重要な決め手になります。

長く発酵させ、糖分をたくさん分解させるとワインは辛口になり、早めに発酵を止め、糖分を多く残すとワインは甘口になります。

4-1 辛口ワインの特徴

EC(欧州共同体)の基準では1ℓの中に糖分4g以下のものを辛口のワインとしています。

ドライな味で、食事中に飲むのに適しています。

4-2 中間タイプのワインの特徴

1ℓの中に糖分4g〜12gのワインならやや辛口。12g〜45gでやや甘口になります。

4-3 甘口ワインの特徴

1ℓの中に糖分45g以上のワインを指します。

食後のデザートワインとして楽しまれることも。

5 熟成期間のよるワインの違い

5-1 熟成が長いタイプ

ワインには瓶詰め後も瓶の中で熟成を続けるという特徴があります。

この熟成期間はワインによって様々で、本来の味や香りが出るまでに5年以上、もっと長いと10年や20年など長い成熟が必要なワインもあります。

このタイプのワインはコクがあり、口に含むと「重み」を感じるためにフルボディ(ヘビータイプ)と呼ばれています。

5-2 中間タイプ

標準的なタイプです。

飲み頃に達するまでに2〜3年熟成させます。

重みも中間に位置するため、ミディアムボディ(ミディアムタイプ)と呼ばれます。

5-3 熟成が短いタイプ

あまり熟成させず、若いうちに飲むワインです。

飲み口が軽いためにライトボディ(ライトタイプ)と呼ばれます。

6 ボトル型によるワインの違い

6-1 フランスのワインボトル

出典:http://shizenha-wine-love.net/

一般的な形はいかり肩のボルドー型と、なで肩のブルゴーニュ型。

ドイツに近いアルザス地方では、ドイツのボトルに近いような細身で背の高いボトルが使われています。

またシャンパーニュ地方のシャンパーニュ型は各国の発泡性ワインの間でも踏襲されています。

6-2 ドイツのワインボトル

出典:http://www.suntory.co.jp/

ほっそりしたボトルが多くライン地方のものは茶色、モーゼル地方のものは緑色です。

フランケン地方では胴体が円型のボックスボイテル型のボトルが使用されています。

6-3 イタリアのワインボトル

出典:http://www.dinos.co.jp/

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出典:http://item.rakuten.co.jp/

キャンティで有名なフラスコ型、ユニークな魚型など、デザイン性の高いボトルが多く見受けられます。

まとめ

今回はワインの基礎知識をご紹介いたしました。

ワインの知識は知っているだけで楽しみ方を大きく変化させてくれます。

ぜひワインを選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

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