近年トレンドのインナーダウン。
手軽に防寒対策ができてコーデにもトレンド感をプラスしてくれる優れたアイテムです。
ですがなかなかコーデに取り入れにくい、どう着たらいいのかわからない、という方も。
今回はインナーダウンを簡単にかっこよく着こなすためのポイントやおすすめのコーディネート、おすすめブランドまで幅広くご紹介していきます!
1 インナーダウンって何?
インナーダウンというのは、コートやジャケットなどのアウターの下に着るタイプのダウンジャケットのこと。
実はインナーダウンは、軽くて薄くて温かいためにアウトドアの定番アイテムなんです。
近年ではアウトドアやスポーツミックスなど、アクティブなスタイルをコーデにミックスするスタイルが流行ったことから一躍注目を集めました。
1-1 薄いので着膨れしない!
冬はどうしても着膨れしてしまいがち。
インナーダウンはアウターとしての着用はもちろんですが、ジャケットやコートなどアウターのインナーとして着ても、着ぶくれせずにキレイなシルエットのままコーデを楽しむことができるんです。
またカジュアルファッションはもちろん、スーツなどのフォーマルスタイルにも使えます。
さらにベストのタイプだと袖周りがないためより着膨れないというメリットも。
1-2 着脱が簡単ですぐしまえるので温度調節が楽!
インナーダウンはもともとアウトドアアイテムなのでとっても機能的。
色々なお店で売っているインナーダウンは収納用の袋がついていることが多いですが、それはギュッとすれば折立み傘ぐらいの大きさになってしまうから。
なので「朝はすごく寒かったけど、なぜかお昼からとても暑い」日などはすぐに脱いでカバンに収納することができるんです。
逆に「夜は寒そうだからインナーダウン持って行こうかな…」なんてのもOK。
もちろん厚手のインナーダウンもありますが、薄手のインナーダウンは温度調節がとっても簡単なので持っておくと重宝します!
2 インナーダウン着こなしの3つのコツ
2-1 キレイめなアイテムの組み合わせが◎
アウトドアテイストの強いインナーダウン。
コーデに入れるときはこのアウトドア感が邪魔してなかなか踏み出せない人も多いはず。
インナーダウンは実は意外とどんなコーデにもあうのですが、中でもキレイめなアイテムとの相性が抜群!
「ハズし」としての効果が高いんです。
上はキレイめで下はワーク系、上はカジュアルで下はフォーマル系などテイストが違う時にコーデを引き立てる接着剤のような役割を担ってくれるんです。
テーラードジャケットなどのキレイめなアイテムと合わせると一気にトレンド感が楽しめます!
2-2 ベーシックなカラーをチョイスしよう
インナーダウンはあくまでコーデの引き立て役。
派手な色合いや、柄物のインナーダウンはおしゃれなのですがあまり活躍しないで終わってしまったりします…。
ブラック、ネイビー、グレー、ホワイト。
基本はこの4つのカラーをメインに探してみてください。
2-3 サイズ感に気をつけて!今着ているアウターより丈は短くしよう
一番まずいのがアウターからインナーダウンの裾が飛び出してしまっている状態。
本当に登山に行くみたいになってしまいます。
よほどそんなコーデを狙った上級者でない限り、だいぶシルエット的にかっこよくなくなります。
また、ダボついたシルエットも避けましょう。
インナーに着用するものなのであまり外には見えませんが、アウターを脱いだ時にだらしないシルエットになってしまいます。
2-4 襟がないアイテムがベター
襟つきのアイテムだと分厚いダウンジャケットのようになってしまいます。
そしてインナーダウンの下にシャツやタートルネックを着用する場合、襟なしだと着こなしの幅を広げてくれるというメリットもあります。
あくまでインナーとして活躍できる形状として見た時、襟なしのアイテムをおすすめします。
3 インナーダウンを使ったコーデ15選
ここからはインナーダウンを使ったコーデをご紹介!
「興味はあるけど、実際ハードル高そう…」
なんて思っていませんか?
ご紹介するコーデを見ていけばインナーダウン攻略法が見えてくるはず!
ぜひ参考にして見てください!
出典:http://wear.jp/
人気のチェスターコートと合わせたコーディネート。
スウェットパンツ、スニーカーを合わせスポーティーなテイストに。
上半身は大人っぽく、下半身はカジュアルに。
その間でおとこっぽさを引き立てているインナーダウンのバランス能力に注目です。
出典:http://wear.jp/
モノトーンのコーデの上にキャメルのチェスターを。
パーカーの上にサラッと使ったインナーダウン。
このコーデもキレイめとカジュアルのバランスが絶妙です。
出典:http://wear.jp/
デニムジャケットのインナーに。
カーキのインナーダウンはより男性的な印象をプラスしてくれます。
出典:http://wear.jp/
インナーダウンは別にインナーにしなくてもOK。
「襟なしのライトなダウン」として使ってもワイルドなコーデを引き立ててくれます。
出典:http://wear.jp/
カラーと統一したコーデ。
インナーダウンがアウターとしてメインになってしまうと野暮ったくなってしまうことが多いのですが、色を絞って使えば一気にエースアイテムに。
出典:http://wear.jp/
テーラードジャケットのインナーにも。
コーデのハズしとして使えるテクニックです。
出典:http://wear.jp/
ワークジャケットとインナーダウンのコーディネート。
ワイドめな質感、レザーシューズなどの無骨なアイテムとの相性もバッチリ。
さりげなく下のボタンを外している点もおしゃれです。
出典:http://wear.jp/
ステンカラーコートとのコーデ。
真冬は少し寒いステンカラーコートですが、インナーダウンを使えば暖かいコーデに早変わり。
よく見るとカモ柄のインナーダウンをチョイスしているあたり、上級者です。
出典:http://wear.jp/
スウィングトップタイプのブルゾンに合わせて。
ブラックとホワイトのメリハリが効いています。
トレンド感ある仕上がりに。
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MA-1タイプのミリタリーアウターとのコーデ。
それぞれのアイテムがかなり上級者向け。
キレイめなカラーですが、インナーダウンを挟むことでグッとこなれた雰囲気になります。
出典:http://wear.jp/
モノトーンコーデにも大活躍。
ストリートテイストのファッションにも簡単にトレンド感をプラスすることができます。
出典:http://wear.jp/
ボーダーの上からでもOK。
ワーク感、マリン感の両方が入ったコーデにもしっかりまとめ役として活躍してくれるんです。
出典:http://wear.jp/
今度はボーダーのアイテムを使用してのワイルドなテイストのコーデ。
アウターはワイルド系だけど、インナーがキレイめな時などは、インナーダウンをプラスすると一気にこなれた雰囲気に!
出典:http://wear.jp/
スポーティーなテイストにも。
何かワンポイント足りないな…と感じた時にぜひ。
出典:http://wear.jp/
パーカーと合わせたコーデ。
インナーダウンの前を開けても使いやすいです。
出典:http://wear.jp/
柄物のアウターのインナーとしても使いやすいインナーダウン。
コーデが派手になりすぎるのを中和してくれます。
出典:http://wear.jp/
Pコートにもバッチリあうインナーダウン。
キャメルのアウターにはネイビーのインナーダウンがよく合います。
出典:http://wear.jp/
柄物のテーラードジャケットにも応用可能。
少し「キワい」アウターには迷わずインナーダウンをぶつけましょう。
簡単にトレンド感あるコーデに格上げしてくれます。
4 おすすめのインナーダウンブランド厳選5選
近年ではユニクロから有名セレクトショップはどこもオリジナルブランドのインナーダウンを扱っています。
こだわらなければ、どんなお店でも低価格で手に入るようになってきました。
なので今回はこだわり抜いたインナーダウンを扱う大人のためのブランドをご紹介します!
4-1 NANGA(ナンガ)
実はジャパンブランドであるナンガ。
社名の由来はヒマラヤにある8,000メートル級の高峰ナンガバルバット。
ブランドを発信しているのは伊吹山の麓、滋賀県米原市の創業74年の国産の羽毛商品メーカーです。
主にシュラフ(寝袋)やジャケット・パンツ等登山アパレルを国内生産している実力派のブランド。
トレンドを押さえたミリタリーなテイストで展開しつつ、スペックは本格派のアウトドア仕様。
保温性に優れるポーランド産ホワイトグースダウンを用いているなど、本物の品質を楽しめます。
商品の詳細はこちら
4-2 mont-bell(モンベル)
1975年に辰野勇が、真崎文明、増尾幸子と共に「株式会社モンベル」を設立したのが始まり。
それ以来「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をコンセプトに商品開発を行っています。
モンベルの歴史は、近年のアウトドア用品の進化の歴史とも言っても良いほど。
そのアイテムはベーシックで高いコストパフォーマンスを発揮しながらもとても機能的。
まず最初の一着を悩んでいる方に真っ先にオススメしたいブランドです。
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4-3 ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED(ロッキーマウンテンフェザーベッド)
1960年代、アメリカ ワイオミング州で、カウボーイ向けの防寒ウェアブランドとしてスタートしたブランド。
ダウンベストでおなじみのブランドです。
ダウンベストとは異なり、インナーダウン用に薄手のものもラインアップされています。
羽毛布団のような暖かさはそのままに軽量化に成功したアイテムは必見です。
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4-4 Sandinista(サンディニスタ)
2000年バンクーバーにてスタートしたサンディニスタ。
ニカラグアの解放軍の名前で、現在ニカラグアの政党の1つとなっています。
グラフィックデザイナー、VINCENT COOKが生み出すグラフィックと、シンプルかつ機能的な洋服との融合をコンセプトに始めたブランド。
現在、他ブランドとのコラボレーションなども積極的に行いブランドとしての可能性を広げています。
ストリートファッションのテイストが強かったブランドですが、近年ではベーシックスタイルを得意とし、1シーズンで飽きる洋服のデザインではなく、長くずっと着れる服作りを心掛けています。
中でもCOOL MAXタイプライター生地を使用した、衿無しインナーダウンジャケットがおすすめ。
COOL MAXとは吸水速乾性、通気性、イージケア性に優れた素材を指します。
さらにグースダウンを使用し、薄手でも防寒性に優れています。
ストレッチ生地を使用していますので、細身でも着心地が抜群なのもポイント。
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4-5 HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
北欧のアウトドアウェアブランドとして130年以上の歴史を誇るブランド。
その機能性にあります。
数々の特許を取得してきた高機能素材を用い、古典的なマリンワークウェアでは不可能だった機能性に富んだアイテムを送り出しています。
洗練されたシンプルなデザインとさりげない機能美が着こなしをさりげなくアシストします。
商品の詳細はこちら
まとめ
今回はインナーダウンに関してご紹介してきました。
着こなしのコツや、オススメのブランドなどをしっかり押さえてインナーダウンのコーデを楽しんでくださいね!