ウールセーターのような伸びやすく型崩れしやすい素材は自分で洗濯するのはなかな不安ですよね。
もし洗濯に失敗してしまったらせっかくのお気に入りのアイテムが使えなくなってしまいます。
でもずっと洗わないのも不潔だし、とは言ってもクリーニングに出すのも面倒だし…
でもポイントを押さえておけば決して難しい事ではないんです。
今回は簡単にできるウールセーターの洗濯のポイントをご紹介していきます!
目次
1 ウールセーターを洗濯する際に気をつけたいポイント
出典;http://bizamurai.com/
ウェアによってはドライクリーニングしかできないものもあるので、ウェアについているケアラベルをしっかり確認しておきましょう。
手洗いOKの表記がある場合、洗濯機は使わず、手洗いで洗濯しましょう。
その場合、洗剤もいつも使っている洗濯洗剤ではなく、おしゃれ着洗剤を使えば、保護しながら伸びや悩み、型崩れ、色落ちなどを防いでくれます。
しかも洗濯機を使わないので傷みにくいのもポイント。
繊維の奥まで入り込んだ埃やゴミを綺麗に取り除いてあげましょう。
2 ウールセーターを手洗いする際に用意したいもの
2-1 おしゃれ着洗剤
出典:http://www.entrex-blog.jp/
普通の洗剤ではなく、おしゃれ着洗剤を用意しましょう。
2-2 筆
出典:– HOBBY SHOP
部分漂白するときに必要になります。
化学繊維のものをチョイスしましょう。
2-3 大きめのタライ
出典:http://www.kohnan-eshop.com/
折りたたんだセーターが入るぐらいの容器を用意してください。
少し大きめの方が望ましいです。
2-4 炭酸ナトリウム
出典:http://www.eco-imagine.com/
部分漂白に使う炭酸ナトリウム。
水に溶いて使用します。
3 ウールセーターを洗濯してみよう
3-1 タグに「手洗い」表記があるか確認しよう
まずケアラベルをチェックしましょう。
もしドライクリーニングのみの表記であれば、自宅では洗濯せずに、クリーニング店に持って行くほうが無難です。
3-2 汚れている部分を漂白する
炭酸ナトリウムをスプーン1〜2杯容器に入れ、とろみが出るぐらいの水を加えて特製の漂白剤を作りましょう。
飲食店の汚れなど、部分的なシミに筆で漂白剤を塗っていきます。
漂白剤を塗って1晩寝かせてあげましょう。
3-3 セーターをタライに入れ、お湯を貼る
折りたたんだセーターをタライに入れ、30℃くらいのお湯をセーターが埋まるくらいの量注ぎましょう。
水でも良いのですが、ぬるま湯の方が汚れが落ちやすいです。
3-4 おしゃれ着洗剤を入れる
伸びや縮みを防止してくれるおしゃれ着洗剤を使いましょう。
適量を入れ、衣類全体に洗剤が行き渡るようにする
3-5 汚れを出すように押し洗いする
洗剤が衣類に行き渡ったら、繊維の奥の汚れを押し出すように押し洗いする。
擦ったり揉んだりするのはセーターが傷ついてしまうので避けましょう。
押し洗いしたら、そのまま5分ほど漬けた状態にしておきましょう。
3-6 新しいお湯で再度押し洗い
セーターを一度軽く脱水し、タライの汚れたお湯を捨てて新しいお湯を入れます。
脱水したセーターにタライを戻し、再び洗剤を出すように押し値しましょう。
これを2〜3回繰り返して洗剤を外に出しましょう。
3-7 脱水する
折りたたんだままの状態で脱水しましょう。
セーターを直接脱水機に入れても良いのですが、不安な方はネットに入れるようにしましょう。
洗濯ネットは中に入っているセーターが動き回らないように調整しましょう。
3-8 平干しする
ハンガーを使うと伸びてしまうので、平らな場所に置いて平干しするのがポイント。
直接床やテーブルに置くよりも網目になった物干し台も販売されているので活用してみるのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
セーターはなかなか洗濯が難しいですが、手順を覚えてしまえば実は簡単なんです。
大切なセーターを是非永く大事にしてあげてくださいね。