ダウンジャケットを自宅で洗う方法|中性洗剤で押し洗い、乾燥2〜3日が正解

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ダウンジャケットの押し洗い

ダウンジャケットは、洗濯表示に「水洗い可」のマークがあれば自宅で洗えます。やり方は、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かしたぬるま湯で優しく押し洗いし、そのあと2〜3日かけて完全に乾かすだけです。ただし、洗濯表示が「水洗い不可」のものや高級ブランドのダウンは、無理せずクリーニング店に任せるのが正解です。この記事では、失敗しない洗い方の手順と乾かし方のコツを、順を追って解説します。

結論早見表

疑問答え
自宅で洗える?洗濯表示が「水洗い可」なら洗える。不可ならクリーニングへ
使う洗剤は?おしゃれ着用の中性洗剤(弱アルカリ性の普通の洗剤はNG)
乾くまでどれくらい?完全乾燥まで2〜3日。乾いたら羽毛をほぐす
高級ダウンはどうする?自宅で洗わず、ダウンの実績があるクリーニング店へ

まずは洗濯表示を確認|洗えるダウンと洗えないダウン

洗う前に、必ず内側のタグにある洗濯表示を確認してください。桶(おけ)のマークに×が付いていなければ、水洗いできます。桶に手のイラストが入っていれば「手洗いのみ可」という意味です。

一方、桶に×が付いている場合は家庭での水洗いはできません。また、表面がウールやレザーのダウン、ダウンとフェザーの割合が高い高級品、縫い目から羽毛が出やすい繊細な作りのものも、自宅洗いはおすすめしません。失敗すると羽毛が偏ったり、生地が縮んだりして元に戻らないことがあります。数万円クラスのダウンなら、クリーニング代を払ってでもプロに任せたほうが結果的に安くつきます。

自宅で洗う手順|中性洗剤で優しく押し洗い

洗えることを確認したら、次の手順で洗います。用意するのは、おしゃれ着用の中性洗剤、大きめの洗面器か浴槽、バスタオル2〜3枚です。

  1. 前準備:ファスナーとボタンをすべて閉じ、襟や袖口の目立つ汚れには中性洗剤の原液を少量なじませておきます。
  2. 洗剤液を作る:30℃以下のぬるま湯に、規定量の中性洗剤を溶かします。熱いお湯は生地と羽毛を傷めるので避けてください。
  3. 押し洗いする:ダウンをたたんで沈め、両手で優しく押しては浮かせるのを20〜30回繰り返します。もみ洗いやこすり洗いは羽毛が偏る原因になるのでNGです。
  4. すすぐ:きれいなぬるま湯に替えて、同じように押しながらすすぎます。泡が出なくなるまで2〜3回水を替えてください。洗剤が残ると羽毛がふくらまなくなります。
  5. 水気を取る:ねじり絞りは厳禁です。バスタオルで挟んで押し、水気を吸い取ります。洗濯機を使える表示なら、ネットに入れて30秒〜1分だけ短く脱水しても構いません。

乾かし方が仕上がりの9割|2〜3日かけて完全乾燥

ダウン洗いの成否は、実は乾かし方でほぼ決まります。中の羽毛が少しでも湿ったままだと、ぺちゃんこのまま固まったり、生乾きのにおいやカビの原因になったりします。

干し方は、太めのハンガーにかけて風通しのよい日陰に干すのが基本です。直射日光は生地の色あせにつながるので避けてください。目安として、完全に乾くまで2〜3日はかかると考えておきましょう。途中で1日1〜2回、両手で軽くたたいたり振ったりして、羽毛の塊をほぐしながら乾かすのがコツです。

そして表面が乾いたように見えても油断は禁物です。中まで乾いたことを手で押して確かめ、完全に乾いたら最後に全体をもみほぐして羽毛に空気を含ませます。これで新品のようなふくらみが戻ります。

クリーニングに出すべきケース

次のいずれかに当てはまる場合は、自宅で洗わずクリーニング店に出すのが賢明です。

  • 洗濯表示が「水洗い不可」になっている
  • 高級ブランドのダウンや、買い替えがきかない一着
  • 表面がウール・レザーなど水に弱い素材
  • ファーやリブなど取り外せない付属品が多い
  • 過去に羽毛が偏った・出てきたことがある

クリーニングに出す場合は、ダウン専用コースやウェットクリーニングに対応している店を選ぶと安心です。シーズン終わりに1回出して、きれいな状態で保管するのが長持ちの秘訣です。

洗剤はおしゃれ着用の中性タイプを

普段の洗濯に使う弱アルカリ性洗剤は洗浄力が強く、羽毛の油分まで落としてしまい、ふくらみが失われる原因になります。必ず「中性」「おしゃれ着用」と書かれた洗剤を使ってください。ダウン専用の洗剤ならさらに安心です。

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よくある質問

Q. ダウンジャケットは洗濯機で洗ってもいいですか?

洗濯表示に洗濯機マークがあれば、洗濯ネットに入れて「手洗いコース」や「ドライコース」などの弱水流コースで洗えます。ただし手洗いマークの場合は洗濯機は使わず、押し洗いにしてください。脱水は短時間(30秒〜1分程度)にとどめるのが失敗しないコツです。

Q. 乾燥機を使えば早く乾きますか?

洗濯表示にタンブル乾燥禁止のマークがある場合、乾燥機は使えません。生地や羽毛を傷める原因になります。低温でのタンブル乾燥が許可されている表示なら使えますが、心配な場合は陰干しでじっくり乾かすのが安全です。時間はかかっても、完全に乾かすことを優先しましょう。

Q. 洗ったら羽毛が偏ってぺちゃんこになりました。戻せますか?

多くの場合、乾燥の途中で羽毛が湿ったまま固まっているだけです。乾かしながら両手で軽くたたいたり、もみほぐしたりして羽毛の塊をほぐしてください。完全に乾いてからもう一度全体をほぐすと、ふくらみはかなり戻ります。それでも戻らない場合は、乾燥不足の可能性があるので、さらに1日干してみてください。

まとめ

ダウンジャケットは、洗濯表示が水洗い可なら「中性洗剤で押し洗い→2〜3日かけて完全乾燥→乾いたら羽毛をほぐす」の流れで自宅でも洗えます。ポイントは、こすらず押し洗いに徹すること、そして焦らず完全に乾かすことの2つです。表示が水洗い不可のものや高級品は、無理をせずクリーニング店に任せましょう。

冬物のお手入れでは、ニットの縮みに悩む方も多いはずです。あわせて縮んだニットの戻し方もチェックしてみてください。

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