今やオシャレに欠かせないアイテムとなったデニム。
殆どの人が1本は手元にあるのではないでしょうか?
今回、そんなデニムの、周りに差をつけられるコーディネートを紹介させていただきます。
定番アイテムも少しのアレンジでオシャレなコーディネートになるので、是非チェックしてみてください。
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目次
1 デニムの歴史
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1870年代、アメリカの労働者のニーズとして丈夫なズボンが欲しいというものがありました。
当時のズボンは耐久性が無く、作業中にすぐに切れてしまう事があったからだと言われています。
そこで、困ったアパレル業者が生地に利用したのがサンフランシスコの織物商人、リ-バイ・ストラウスから仕入れた白い丈夫な綿帆布でした。
これが今で言う”デニム生地”と言われる物です。
その後、ジェイコブ・デイビス(ヤコブ・デイビス)という人物がデニムの製造を行い、彼がデニムを生み出す過程で使っていたリヴェットのアイデアの素晴らしさを他社がこぞって真似をするようになります。
そこで、特許を出願しようと動くのですが、特許申請には大金がかかるという事でヤコブは頭を抱えます。
困ったジェイコブはリ-バイ・ストラウスと折半して特許を得る事となります。
そんな経緯で特許を得る事が出来たリーバイ・ストラウスは、ジェイコブの作ったリヴェットの
ついたズボンを元に、自分の経営しているリーバイ・ストラウス社にデニム専門の生産部門を立上げることを決めます。
これこそが今に続くデニムジーンズブームが生まれる事になった経緯なんです。
今ではデニムは世界中で愛されるアイテムとなっていますが、最初は労働者の悩みを解決するためのアイテムだったんですね。
2 デニムを使ったおすすめコーデ11選
2-1 ジレ×シャツ×デニム
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第二次世界大戦後に登場した5ポケットジーンズの”501XX 1947 Model”を模したデニムを使ったコーデ。
デニムの風合いを活かす様なブーツのセレクト、そしてハズしの利いた幅のあるロールアップ。
白シャツを挟むことで清潔感のある印象を作りだしています。
ウォッシュ加工の施されたジレに手首のアクセが、ネイティブアメリカン調の風合いをプラスしてくれてますね。
2-2 デニムジャケット×花柄シャツ×デニム
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昔ながらのデニムセットアップのアメリカンワークスタイルを、現代風にモディファイしたコーデ。
デニムジャケットはバンドカラーで今っぽくアレンジされたデザインがオシャレ。
インナーのシャツが華やかで大きなアクセントになっています。
少し裾の長いシャツを上手くタックインしてるのもスタイリングでとても重要な要素の一つです。
2-3 セミロングMA-1×白シャツ×オールインワンデニム
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アメリカの重労働者が愛用していたというオールインワンのデニム地サロペットを、セミロング丈のMA-1を合わせることで綺麗めに上手く着こなしています。
普段使いでは中々難しいオールインワンのサロペットですが、白シャツにスカーフをあしらってアレンジすることで、こなれた雰囲気を出す事ができます。
ロールアップした足元にドクターマーチンのブーツを使用する事で今っぽさもプラスされています。
2-4 ポロシャツ×デニム
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デニムをサスペンダーで止めて白のポロシャツを着用する事で上品さを演出しています。
さらに、白いソックスにロールアップしたセルビッチデニム、そこにブラックのコインローファーと流行りのツボをしっかり押さえていますよね。
レザーの取っ手にクオリティの高さを感じる大きめのキャンバスバッグをセレクトするなど、トータルコーデのレベルが非常に高いです。
アナログながらデザイン性のある腕時計や丸眼鏡など、夏のアメリカントラッドな着こなしはセレクトショップの店員さんのような雰囲気をつくってくれます。
2-5 プリントカットソー×クラッシュデニム
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スキニータイプのクラッシュデニムにプリントカットソーを合わせたシンプルなコーデ。
クラッシュデニムに抵抗がある人がいますが、プリントカットソーをサラッと合わせることで、力の抜けたスタイルになるんです。
さらに、ハットやクラッチバッグを追加することで、カジュアルな中に少しエレガントなエッセンスも。
小物使いも今すぐ参考に出来るコーデの一つと言えます。
2-6 スプリングコート×カットソー×デザインデニム
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パッチワークで色ムラを人工的に作り、今までにないコントラストを表現するデザインデニムに、スプリングコートを大胆に合わせたコーディネート。
デニムの裾がフレイドヘム(カットオフ)仕様になっており、スニーカー映えが良くコンバースのハイカットも非常に良いアジを出しています。
流行のペールカラーのスプリングコートを大胆に取り入れる事で、デニムのクセのあるデザインも柔らかく親しみやすい感じに纏まっていますね。
クセのある加工のデニムを用いる時は、合わせるアイテムの色使いに注意し、落ち着いたコーデにするのがポイントです。
2-7 ジャケット×カットソー×ダメージデニム
出典:http://wear.jp/hiroiki/10033606/
激しいクラッシュ加工を施されたダメージデニムの袖をロールアップして、少し色気を感じる雰囲気を演出したコーデです。
ジャケットは敢えてストライプの入っているアイテムを選びクラシックな風合いに。
イエローのインナーカットソーでうまくハズしていますよね。
足元は清潔感のある白をチョイス。センス溢れる着こなしです。
2-8 ポロシャツ×デニム
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スキニータイプのインディゴカラーセルビッチデニムは、足のラインを美しく見せてくれますね。
そこに、サンダルを合わせることでラフで抜け感のあるコーディネートが作れるんです。
合わせているポロシャツは流行のポケット付きのタイプ。
シンプルなコーディネートもデザインとシルエットを工夫すると、ここまでオシャレになります。
2-9 カットソー×シャツ×デニム
出典:http://wear.jp/session22/7307314/
細身のデニムにチェックシャツ、さらにはカットソーを上から羽織り、ハイカットのヴァンズを合わせた綺麗めカジュアルコーデ。
今回、デニムは敢えてロールアップなどせず、クシャッとダボつかせて足元の存在感を際立たせています。
トップスの黒カットソーとブロックチェックの5分丈シャツレイヤードがこなれた印象に仕上げてくれていますよね。
またハットや胸元のアクセサリーもさり気なくも気が利いているチョイスです。
2-10 オープンカラーシャツ×タンクトップ×ワイドデニム
出典:http://wear.jp/wear10034/9655276/
一昨年あたりから流行の兆しを見せていたオープンカラーシャツ。
光沢があり高級感を与えてくれるものをセレクトしています。
そこに裾を長めにとったタンクトップを合わせ、ストレートにすとんと足首まで落ちるワイドデニムを採用し、ゆるカジスタイルを作りました。
最後にコンバースのハイカットで足元をスッキリ見せています。
穿きこなしの難しいワイドパンツもパンツの丈感やスニーカーのチョイスを工夫することで、オシャレなスタイルが簡単に作れちゃいます。
2-11 ロングカットソー×スキニーデニム
出典:http://wear.jp/ryuka0617/10130798/
トップスに長めのドレープ調カットソーを用い、スキニーパンツを合わせAラインを作りました。
こういうモードな装いもスニーカーを白の爽やかでシンプルなものにするだけで、グッとまとまりのあるものになります。
ウォッシュ加工が施されたスキニーデニムをロールアップし、さらに爽やかな印象に。
胸元に余裕のあるカットソーを着用しているので、シルバーのネックレス映えますね。
片腕にはシルバーアクセ、もう片方の腕にはボリューム感のあるG-SHOCKを持ってきてこなれ感を演出。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
歴史があり、長年多くの人に愛されるデニムだからこそコーデによっては様々な表情を見せてくれる部分が垣間見えたと思います。
デニムのバリエーションは無数にありますが、今回紹介させて頂いた着こなしを押さえることで、周りに差をつけられるアレンジの利いたオシャレなスタイルを簡単に作ることができます。
是非参考にしてみてください。