毎年恒例のクールビズシーズン。
いつもバシッと決めているスタイルがちょっとラフになる事で、着こなしのセンスが大きく差が出るタイミングでもあります。
センスある着こなしとダサい着こなしに最も差が出るタイミングと言っても過言ではありません!
ちなみに、基本的には5月~9月末までがクールビズの期間だそうで、実は1年の半分がクールビズ期間という事になるんですね!
1年の半分のスタイルで、センスあるデキる男か、ダサくてデキなそうな男かが判断されてしまうんです…
せっかくなら仕事中もカッコいいスタイルで、周りから一目置かれたいですよね!
この記事ではクールビズのカッコいいコーデのつくり方のコツと、オススメコーデをご紹介していきます!
目次
1 イケてるクールビズスタイルをつくる3つの条件
1-1 職場でのマナーをしっかり確認しておこう
出典:https://www.upfrontcommunications.com.au/
「夏場の軽装によって冷房を節約し、地球環境を配慮するため」という環境への配慮から始まったクールビズ。
「夏はビジネスマンが暑そうだから涼しくしてあげよう」って事ではないため、ビジネスマナーが軽視されるようになったわけではないという事はしっかり覚えておきましょう。
職場ごとでネクタイやジャケットの有無、使っていいアイテムなど、クールビズの定義がちょっと違ったりします。
お客様や社内に失礼な恰好をしないよう、自分の会社のクールビズの考え方はしっかり確認しておくことはまず第一歩です。
どんなにカッコよくてもルール違反をしてしまっては意味がありません。
1-2 トップス選びに力を入れよう
出典https://biz.menz-style.com/
基本的にはノージャケットスタイルが一般的なクールビズ。
もしジャケットスタイルだとしても脱ぐ機会は多いですよね。
クールビスにおいては、シャツやポロシャツなどを着た上半身のシルエットがカッコ良さを決定付けると言っても過言ではありません。
そのため、身体にフィットしたジャストサイズのトップスを選ぶ事を心がけましょう。
オーダーメイドで作る事ができればベストですが、なかなかそこまでする方は多くありません。
既製品で探す場合は、単純にS・M・Lといったサイズ展開しかないお店ではなく、首回りと袖丈でそれぞれサイズのラインナップがあるお店を選ぶと良いでしょう。
しかしアイテムによっては「首に合わせると袖丈が足りない」「袖丈で合わせると首がゆるい」など体系による誤差が出てしまう事も。
そんな時は「このシャツはノータイで着る」「このシャツは腕まくりして着る」などと決めてしまえば選べる既製品の幅が大幅に広がります。
ただし、このような選び方はクールビズ以外ではカッコよく着こなす事が難しいことを前提になります。
1-3 クールビズ用のパンツを用意しよう
出典https://biz.menz-style.com/
クールビズでいつものスーツのスラックスを履いている方も多いですが、実はあまりオススメできません。
スラックスだけ消耗を早めてしまい、結果スーツのジャケットだけきれいな状態になってしまうことで、結局買い直す、という自体を招きがちです。
そしてクールビズ用に作られていないアイテムは、通気性も良くなく、汗も乾きにくいので衛生面的にもオススメできません。
なのでクールビズ専用のパンツを用意するのがおすすめです。
クールビズ専用のパンツは通気性が高めてあったり、トップスと合わせたときにキレイなシルエットになるようにデザインされているものが多いという点でもおすすめですよ。
2 クールビズであってはならない事
ズバリ「目立つ汗染み」と「ボタンを開けた時にインナーが見えている」こと。
この2点はあってはならない事です。
あってはいけません。
紳士として最も忌むべき事態の一つと考えてください。
なのでタンクトップとクルーネックはクールビスのシーズンは避けたほうが無難です。
「どうしてもインナーでカバーしきれないほどワキ汗をかいてしまうんです」
そんな方には脇汗パッド。
出展:item.rakuten.co.jp
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夏場は特にマストで持っておきたいアイテムです。
「シャツの下にインナーはいらない。なぜならシャツは下着だからね」
というトラディッショナルな考え方もありますが、このルールはワイシャツを下着ととらえたジャケットを着用するスタイルにのみあてはまります。
シャツが汗だらけで肌に張り付いているほど見苦しいことはないので、
しっかりインナーを着用しましょう。
3 クールビズのオススメコーディネート22選
3-1 シャツスタイルのオススメコーディネート8選
クールビズにおいてシャツスタイルはマストで押さえておきたいところ。
シンプルなだけに奥が深く、カッコよさの明暗をはっきり分けるシャツコーデ。
かっこいいシャツコーデをつくる際の参考にしてみて下さい。
ホワイトのパンツと夏らしいブルーのストライプのシャツを使った涼しげなスタイル。
クレリックシャツを使って大人っぽさもバッチリ。
ベルトと靴の色を合わせるのもポイントですよ。
グレーとホワイトをベースにしたノーネクタイコーデ。
ノーネクタイスタイルだからこそシャツに少し遊び心を入れてあげるのもテクニック。
前立てのあるシャツをさり気なく使うことで、シャレ感を演出しています。
ウィンドペン柄のジャケットもポイントに。
ややカジュアルな印象のパステルカラーシャツを使ってのコーデ。
ドット柄のニットタイでかわいい仕上がりに。
黒のパンツでコーデをグッと引き締めているのでカジュアルになりすぎないのもポイント。
ベーシックなシャツでもボタンに色が入っているシャツはオススメのアイテム。
シンプルなコーデですが、ネクタイがアクセントになっています。
ニットタイをコーデに加える事で、さり気ないカジュアルさをプラスする事ができます。
涼しげな印象のグレーをベースにしたコーデ。
シャツはチェック、ネクタイはドットと柄×柄ですが、カラートンを押さえ、かつさり気ないデザインだからこそオシャレに仕上がります。
明るめのブラウンをベルトとシューズに取り入れてコーデを明るくしています。
先ほどのコーデの別バージョン。
ベルトとシューズをブラックにするとより引き締まった印象に。
ストライプシャツを使ったカッチリめのコーデ。
ジャケット着用なしでもフォーマルな印象を与えてくれるコーデです。
デザイン性あるパンツを選ぶときはトップスはシンプルに。
チェックパンツはシンプルなアイテムが多くなるクールビズ期間の主役になってくれます。
3-2 ポロシャツスタイルのオススメのコーディネート3選
普段はスーツの会社でもポロシャツまではOKだったりする事も。
私服の職場でもポロシャツは清潔感もある上、カジュアルになり過ぎない点からもクールビススタイルとして定番の地位を確立したアイテムでもあります。
だからこそ襟元や袖、胸元など、ちょっとしたところで差を付けたいところですね!
爽やかな印象のネイビーのアイテムを使ったコーデ。
グレーのパンツと組み合わせる事でグッと大人っぽさも引き立ててくれます。
ブラックのポロシャツを大人っぽくシャツインしたコーデ。
シューズはあえてシャレ感あるネイビーを。
カジュアルさと上品さを両立させたコーデです。
シンプルなホワイトのポロシャツをデニムと組み合わせたカジュアルなコーデ。
ワンポイントが入ったアイテムを使う事で、周りと差を付けるアイテム使いが出来ます。
3-3 ジャケットスタイルのオススメコーディネート7選
夏でも大活躍してくれるジャケットスタイル
クールビズとは言えど、ジャケットはビジネスマンにとって着る機会が多いアイテムでもあります。
ジャケットを着る事でデキる印象がアップするのもポイント。
でもクールビズの季節にミスマッチなジャケットはちょっと暑苦しい…。
例えば麻ジャケットやシアサッカージャケットなど「夏らしさ」をしっかり演出できるジャケットなら爽やかな着心地と印象を与える事が出来ますよ。
爽やかなネイビーとホワイトの組み合わせ。
インナーもサックスとライトグレーを入れ込んだ軽やかな印象のコーデに仕上がっています。
ウィンドペン柄のジャケットが涼しげな雰囲気をアップさせてくれています。
ネイビー、サックス、ホワイトと爽やかなカラーをメインにした夏らしいコーディネート。
ジャケットはシアサッカーの薄手で着心地の良い夏らしいアイテムをチョイス。
フォーマルな雰囲気のコーデ。
色合いを涼しげにしています。
このコーデからネクタイを取っても、ジャケットを脱いでもサマになる色使いです。
ネイビーを基調にしたコーデ。
クールビズだけどフォーマルなスタイルが求められる場面にオススメです。
ややカジュアルな印象を与えるコーデ。
ホワイトのシアサッカージャケットをカットソーの上に羽織ったデニムスタイル。
飾り気が少なくシンプルに見えますが、爽やかなコーデです。
ジャケットスタイルだからデニムを使ってもカジュアル過ぎる印象にならないのもポイント。
デニムOKな職場であれば取り入れたいコーデ。
グレージャケットとジーンズを合わせ、ホワイトカットソーをインナーに。
ベースは先ほどのコーデと同じですが、ジャケットの質感を変えるだけで大きく印象も変化します。
カットソーをインナーにしたややカジュアルなコーデ。
トップスとシューズをブラックにすることで、大人感バッチリ。
アウターはジャケットでもカーディガンでも代用できる汎用性ある組み合わせです。
3-4 ベストスタイルのオススメコーディネート4選
ジャケットの代わりに使えばシャツスタイルをグッと引き締めた印象にしてくれるベストスタイル。
羽織るだけで上品な印象も与えてくれる便利なアイテムです。
季節問わず重宝するブラックのベスト。
ギンガムチェックのシャツと合わせることで、上品なカジュアルさを演出できます。
ネクタイを外したスタイルもオススメ。
ネクタイを外してもラフになりすぎずにキレイめな印象を与えてくれます。
グレーのベストは涼しげな印象を与えてくれます。
クールビズシーズンはライトブルーのシャツと合わせると、より季節感ある着こなしになります。
全体的にトーンを統一した着こなしですが、質感、デザインが違うアイテムを使えばコーデにメリハリが生まれます。
ベストを着ることでチェック柄が露出する範囲が少なくなるので、柄の印象が少なくなるのもポイント。
まとめ
いかがでしたか?
クールビズスタイルをカッコよく着こなすポイントと、オススメのコーデをご紹介しました。
クールビズスタイルのポイントは、
- 会社のルールをしっかり把握する
- トップスのサイズ感はジャストサイズに
- パンツはクールビズ用のアイテムを用意する
この3点をしっかり意識して、一目置かれるクールビズコーデを作ってくださいね!