汗ばみを感じ始めると、すぐにやってくるクールビズの季節。
最近は、ジャケットを合わせた見た目の正装さを重んじたクールビズもトレンドになり始めています。
社会人としてはTPOに合った服装を心掛けたいですよね。
ネクタイは?
シャツのボタンは?
ジャケットは?
などと朝から迷って出勤される方も多いのではないでしょうか。
クールビズ=ラフな服装という認識だと失礼にあたる可能性も…!
今回は知っておきたい常識・着こなしをご紹介します。
目次
1 知ったら必ず着たくなる!社会人の着こなしマナー
場をわきまえながらもクールビズの趣旨に則した涼しい着こなしをすることです。
その為に知っておきたい「クールビズのジャケット」についてご紹介していきます。
1-1 クールビズ×ジャケット
出典http://www.orihica.com/
普段スーツで着ている色と柄の物を選ぶのが主流です。
ネイビーやグレー・ブルー系のもの、柄は無地か薄いストライプ、ウィンドウペインチェックがおすすめです。
ネイビー
出典http://www.orihica.com/
ブラックのジャケットは重たいイメージなので、クールビズでは定番のネイビーをオススメします。
様々な色のシャツとパンツに合わせることができ、どんな場面でも失礼にあたらないので鉄板です。
ブルー
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トレンドカラーであるブルーは颯爽とした印象と若々しさが特徴的です。
定番のグレーのパンツやチノパンなどのベージュ系のパンツとも相性が良く、夏に映えるカラーです。
TPOをわきまえるのが鉄則ですが、着こなしを楽しむのなら水色系のパンツと合わせることで差がつきます。
ライトグレー
出典http://zozo.jp/
ワンランク上の着こなしとして提案するのは、涼しげでもあるライトグレーです。
しっかりと色を組み合わせることで大人の装いとして引き立ちます。
合わせるシャツは白を基本とし、パンツの色は黒を合わせることでビジネスとしての印象を満たす事ができます。
1-2 クールビズ×シャツ
出典http://www.orihica.com/
クールビズでのシャツのマナーとして3つの鉄則があります。
・シャツのインナーはVネックを選ぶ
・ワイシャツは半袖ではなく、長袖を選ぶ
・第一ボタンを開けて首回りを爽やかに
これらを基礎として是非取り入れてみてください。
イタリアンカラー
出典http://www.ozie.co.jp/
第一ボタンをはずしたときの立体感ある衿のロールが上品です。
究極にエレガントなノーネクタイ専用シャツ。
出典http://www.ozie.co.jp/
ホリゾンタルカラー
出典http://www.ozie.co.jp/
ハイセンスで差をつけるなら、希少性の高いこの衿型です!
タイドアップは当然のこと、ノーネクタイで着用すると衿の開きが小粋な衿型です。
ノーネクタイでの着用がおすすめです。
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ドゥエボットーニ
出典http://www.ozie.co.jp/
衿がやや高く、大きめで衿立ちのいいシャープな衿型。
ノーネクタイ・タイドアップ両用で使えて、クールビズにぴったりです。
ボタンダウンとワイドカラーのラインナップ。
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クレリック
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白い衿と身頃の柄のコントラストが上品で目をひきます。
汗ばむ夏においても清潔感あふれる印象を与える衿型です。
出典http://www.ozie.co.jp/
2 素材別ジャケット定番
クールビズの時期のジャケットは、場面によってジャケットを手に持ったり
バッグに入れたりすることも多くなるので、シワや型崩れも気になります。
では、どのような素材を選べば快適なビジネスライフを過ごせるのかご紹介します。
2-1 COOLMAX
出典http://item.rakuten.co.jp/
必ず1着は持っておきたいのがクールマックスです!
この素材の特徴は、繊維構造自体に快適な機能が備わっているところで、
体温調節機能によって体表温度の上昇を抑え、より涼しく着心地を快適にするという特徴があります。
最近では多くのジャケットに使用されていますので、是非チェックしてみてください!
2-2 コットンジャケット
出典http://www.ny-onlinestore.com/
天然繊維の代表格として、世界的に知られるコットン。
優しい肌触りと、高い吸水性、冬は暖かく夏は涼しいなどの特徴を持ち、
古くから日本人の衣服には欠かせない素材として親しまれてきました。
洗濯しても、加工してもとにかく丈夫なことからオールシーズン愛される素材です。
2-3 リネンジャケット
出典http://item.rakuten.co.jp/
日本人なら誰でも「リネン(麻)=涼しくて心地よい」という方程式が成り立つほど、
昔から夏場の衣服には欠かせないのがリネンです。
特徴としては、風通しがよく蒸れない、ハリがあり肌に張り付かない、
触った時にひんやり冷たく感じるなど。
夏を気持ちよく過ごすために必要な要素が詰まっています。
2-4 サマーウール
出典http://otonaninareru.net/
夏のスーツの素材でメインとなるのが、サマーウールです。
意外と思われる方も多いかもしれませんが、生地の折り方や暑さの違いで夏に着用できるような
涼しさを追求した素材なんです!
更に生地は軽いこと、そして通気性がよく涼しいことがメリットですが、ややシワになりやすく折れ目が付きやすいのが難点です。
3 クールビズ基本のドレスコード
出典https://careerpark.jp
クールビズ期間なら、通勤時に必ずしもジャケットを着用する必要はありません。
会社へ仕事に行くのであれば、会社のルールに沿った服装であれば特に問題はないです。
もしもの為にクールビズでも一応ジャケットは用意しておくべき ですね!
3-1 社内・外 切り替えが重要
出典https://www.m-standard.co.jp
クールビズの期間であってもネクタイ・ジャケットともに必要とされるケースがあります。
それは、古くからの商習慣に基づいた企業・場面で求められているようです。
また、ネクタイだけは外してもいいが、ジャケットの着用は好まれる場合があります。
やはり、ジャケットを着ないというのがビジネスシーンでは失礼にあたると考える人もいるようです。
その際は、ネクタイだけ外して、ジャケットは着ましょう!
出典http://www.ozie.co.jp/
来客時の対応もクールビズ期間中はネクタイなしでOKというケースですが、
これは失礼にあたりません。
自社がクールビズ期間に、ノーネクタイ・ノージャケットを推奨している場合は、
ネクタイだけでなく、ジャケットも着用の義務はないのです。
出典https://kaumo.jp/topic/70292
ただし、よく外出する機会がある仕事なら、クールビズでも念のためジャケットを用意しておく必要があります!
3-2 訪問先への正しいスーツスタイル
出典http://www.orihica.com/
営業職など、社外の人と会う機会が多い仕事ならクールビズであっても絶対にジャケットは必要になります。
例え、先方がクールビズを推奨していると言っても、訪問する時はジャケットを着用するのがマナーです!
取引先や顧客の方に会う際は、クールビズであってもジャケットは必須で、シャツ一枚では失礼にあたります。
ビジネスシーンでは、軽装になっても失礼にあたらない装いを意識することが重要になります。
出典http://www.orihica.com/
クールビズ期間中でありながらネクタイをして行っても、相手がネクタイのことに触れなかった場合は、次回以降もネクタイを着用するべきです。
訪問する際はネクタイ着用がマナーだと考えましょう!
ノーネクタイに対して持つ印象、またネクタイ着用の要不要の判断を下すのは営業先の方だと認識しておくことが重要です。
3-3 クールビズ×就職活動
出典http://soccersuki.com/
企業によっては「面接にはクールビズスタイルで」という場合もあるようです。
このような場合は、合わせるのが正解です。
就職活動時の「クールビズ」指定は、企業の人がラフな格好をしているため、
就活生にもラフな格好で着てもらおうという企業側の良心なのです。
出典http://shop.menz-style.com/
とはいえ、やはりシャツ一枚とスラックスだけで臨むというのは気が引けるという方はクールビズ指定でもジャケットを着用することをおすすめします。
就活時は、黒かネイビーの無地のジャケットを選べば問題ありません。
ノーネクタイの時は、襟がしっかり立つようにボタンダウンシャツを選ぶ事でかっちりした印象になります。
4-3 チーフで差をつける
出典http://suit.blog.jp/
ネクタイもなく、シンプルにまとまりがちなクールビズスタイルには
是非チーフを活用しましょう!
ジャケットに合わせた同系色なチーフや、さし色になるチーフを使うことで、おしゃれな着こなしになります。
ホワイト、ベージュ、シルバー等使い勝手のいいチーフは、一年を通して出番が多いので挑戦したことのない方は是非試してみてくださいね。
まとめ
- クールビズでも、ジャケットはビジネスマナーとして必要
- クールビズでのジャケットは素材・色の組み合わせで涼しさを演出する
- クールビズのジャケットは、機能性で選ぶことがポイント
3つのポイントを押さえて、暑い季節もクールビズスタイルを楽しんでみてください!